石川遼が5打差圧勝で14勝目! 雷雨で一時中断も復活の完全優勝
2016年8月28日(日)午後4:52
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国内男子ツアーのRIZAP KBCオーガスタゴルフトーナメントが28日、福岡県の芥屋ゴルフ倶楽部を舞台に最終ラウンドの競技を終了。石川遼が通算15アンダーまでスコアを伸ばしツアー14勝目。復帰後初勝利を完全優勝で飾った。
後続に2打差をつけて単独首位から出た石川は、5番まではパーを重ねる展開が続いたが、6番からの4ホールで3バーディを奪取。しかし、後半出だしの10番をボギーとすると、11番のティーショット後に雷雲接近のため競技が中断に。再開後のサンデーバックナインは雨が降りしきるなかでのプレーとなったが崩れることはなく、トータル5バーディ、2ボギーの3アンダー69でホールアウト。終わってみれば2位以下に5打差をつける圧勝で、腰椎椎間板症から復帰2戦目での1勝となった。
通算10アンダーの2位タイには、4アンダー68で回った高山忠洋、ブラッド・ケネディ(豪)、マイケル・ヘンドリー(ニュージーランド)。現在賞金ランキング2位の谷原秀人は2アンダー70でラウンドし、通算9アンダーで宮本勝昌、藤本佳則と5位タイに終わっている。11位タイから出た川村昌弘は1アンダー71と伸び悩み、通算7アンダー9位タイに入っている。
リオデジャネイロ五輪日本代表の池田勇太は、通算5アンダーで薗田峻輔、堀川未来夢らと並んで18位タイ。2位タイから出た小田龍一は、9オーバー81と大きく崩れて、通算1アンダー40位タイとなっている。予選ラウンドを4位タイで通過したアマチュアの清水大成(東福岡高3年)は通算4オーバー61位タイで4日間を終えている。