欧州、アジア両ツアー共催のオメガ・ヨーロピアン・マスターズは現地時間1日、スイスのクランス・シュル・シエレGCを舞台に開幕。昨季覇者のダニー・ウィレット（英）が大会2連覇を目指す。

　昨年この大会を制したのは今季のマスターズチャンピオンのウィレット。マシュー・フィッツパトリック（英）との接戦を制し、1打差の通算17アンダーで欧州ツアー3勝目を手に入れた。この大会はマスターズに次ぐ史上2番目に、同一コースで連続して開催されている。マスターズに続いて伝統と歴史のある大会でタイトル防衛に挑む。

　また、日本からは川村昌弘が出場。海外の大会にも積極的に参加する若武者だが、欧州ツアーへの出場は5月のアフラジアバンク・モーリシャスオープン以来。同大会では12位タイと健闘したが、今回は強豪相手にどのようなプレーを見せるのか注目だ。

　今週のフィールドには、昨季大会2位で欧州ツアー2勝を挙げている22歳のフィッツパトリックや10年覇者のミゲル・アンヘル・ヒメネス（スペイン）、ブライソン・デシャンボー（米）、ダレン・クラーク（北アイルランド）らが参戦し、ハイレベルな戦いが期待される。