国内男子
チョ・ミンギュが5年ぶりの優勝 石川遼は2位タイでフィニッシュ
2016年9月4日(日)午後3:38
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国内男子ツアーのフジサンケイクラシックが4日、山梨県の富士桜カントリー倶楽部を舞台に最終ラウンドの競技を終了。チョ・ミンギュ(韓)が1オーバー72とスコアを落としながらも逃げ切り。通算7アンダーで5年ぶりの優勝を手にした。
単独首位から出たチョは、出だしの1番をボギーとするも、3番と6番でバーディを奪い、前半を1アンダーでハーフターン。サンデーバックナインでは10番、12番でスコアを落とすなど苦戦したが、14番のバーディなどでリードを広げ、後続に3打差をつけてツアー2勝目を手にした。
5打差5位タイからの逆転を狙った石川遼は、前半を2バーディ、3ボギーと1オーバーで折り返す。後半も7ホールに渡ってスコアカード通りのプレーを続けたが、上がり2ホールを連続バーディで締めて、トータル4バーディ、3ボギーの1アンダー70でホールアウト。自身初の2週連続優勝には届かなったが、通算4アンダーで片岡大育、高山忠洋らと並び、2位タイで大会を終えている。
通算3アンダー6位タイに入った宮本勝昌は、生涯獲得賞金が10億円を突破。トップと5打差の8位タイには、今平周吾、藤本佳則、近藤共弘ら。池田勇太、宮里優作が通算イーブンパー15位タイとなっている。昨季王者の金庚泰(韓)は5オーバー76と崩れて、通算1オーバー19位タイ。なお、3日目を終えて10位タイにつけていた谷原秀人はスタート前に棄権となっている。