国内女子
女子プロ日本一決定戦が開幕! メジャーを制する実力者は!?
2016年9月7日(水)午後6:22
国内女子ツアーの今季公式戦第2戦 日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯が8日、北海道の登別カントリー倶楽部で開幕。プロ日本一の座をかけてトッププレーヤーたちがしのぎを削る。
今大会は国内女子ツアー史上最長となる6750ヤードで、パー5が日本最長を更新する605ヤードに設定されるなどメジャー特有のタフなセッティング。フェアウェイは狭く、少し曲げるとラフが深くてマネジメント力とショットの精度が問われる。グリーン回りも難しいため、最後まで目が離せない戦いになるに違いない。
昨季大会は最終日をトップタイで迎えたテレサ・ルー(台)が上田桃子、イ・ボミ(韓)らの追走を振り切って優勝。最終日はアンダーパーでラウンドしたのがわずか4人という高難度のコースを持ち前の安定感で攻略し、ツアー通算8勝目を手にした。大会2連覇に向けてまずは予選ラウンドで好位置につけたいところだ。
優勝候補の筆頭はやはりイ・ボミ(韓)だろう。昨年は7勝も挙げて賞金女王に輝いたがメジャー優勝はない。開幕前から「メジャーで勝つ」という目標に掲げているだけに、相当に気合いが入っている。また賞金ランク2位の笠りつ子や初のメジャー制覇を狙う渡邉彩香、菊地絵理香、キム・ハヌル(韓)からも目が離せない。今年で49回を数えるビッグトーナメントを制するのは一体誰になるのか、注目だ。