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国内女子

鈴木が5打差大逆転で大会2勝目! 日本勢の公式戦連敗ストップ

2016年9月11日(日)午後3:16

 国内女子ツアーの今季公式戦第2戦 日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯が11日、北海道の登別カントリー倶楽部で最終ラウンドの競技を終了。2014年覇者の鈴木愛が5打差を逆転し、通算1オーバーで大会2勝目(今季2勝目)を飾った。

 シーズンで最も過酷な4日間はオーバーパーでの決着となった。54ホールで通算1アンダー首位に立ったテレサ・ルー(台)と酒井美紀はともに前半で通算2オーバーまで後退。一方、5打差10位タイから出た鈴木は後半10番までを3バーディ、1ボギーとし通算2オーバーまで巻き返すと、以降はパーセーブでの我慢を続け、優勝争いは後方から追い上げた鈴木や森田遥、我慢を続ける酒井に下川めぐみらも絡む混戦となった。

 すると、その他の選手が後半失速あるいは伸び悩む中、鈴木は10番バーディからパープレーで迎えた最終18番でもバーディを奪い、3アンダー「69」でホールアウト。終盤伸ばした大山志保らの追走もかわして女子プロ日本一の座に輝いた。日本勢としては公式戦8大会ぶりの勝利となる。

 通算2オーバー2位タイに入ったのは大山と下川。大山は後半15番から3連続バーディを奪い、1アンダー71でプレーオフまであと一歩に迫った。通算3オーバー4位タイは「76」と崩れた酒井と申ジエ(韓)。39年ぶり史上2人目の大会連覇を目指したルーは「77」で、菊地絵理香、永峰咲希、全美貞(韓)とともに通算4オーバー6位タイで大会を終えている。

 一時首位に浮上した森田は後半6つ落とす「76」で通算7オーバー12位タイ。そのほか、現在賞金ランキング1位のイ・ボミ(韓)は上田桃子や穴井詩らと並ぶ通算8オーバー14位タイとなっている。

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