国内男子ツアーのブリヂストンオープンは20日、千葉県の袖ヶ浦カンツリークラブ 袖ヶ浦コースを舞台に開幕。米男子ツアーを主戦場とするブラント・スネデカー（米）、ブライソン・デシャンボー（米）が出場する。

　米ツアー8勝、欧州ツアー1勝のスネデカーは今大会3回目の出場。2015-2016年シーズンではファーマーズ・インシュランス・オープンで優勝、ウィンダム選手権で3位タイ、今季の欧州ツアー、フィジー・インターナショナルで勝利している実力者だ。今大会では初出場した2011年で6位タイ、2回目の2014年は体調不良のため棄権しているが、PGAツアー選手ならではの豪快なショットでギャラリーを沸かせるのは間違いないだろう。

　また、デシャンボーは全米アマチュア選手権や、全米大学選手権を制するなど将来有望な選手。今季アマチュアとして出場したマスターズで21位タイに入り、ローアマを獲得後、プロに転向している。ウェブ・ドットコム・ツアー・ファイナルズの初戦でいきなり優勝を飾り、来季米ツアーの切符を手にした。スター候補の一人として期待値の高いデシャンボーが日本でどのようなプレーを見せるのか見逃せない。

　さらに注目したいのは、国内賞金ランキング1位の池田勇太と同2位の谷原秀人の賞金王争い。2人の賞金差は約900万円で、賞金王タイトルをかけた佳境でのつばぜり合いから目が離せない。その他、ホストプロの片岡大育、宮本勝昌、宮里優作、近藤共弘や同ランク3位の金庚泰（韓）も出場。話題盛りだくさんの男子ツアーに注目したい。