現地時間20日にマレーシアのTPCクアラルンプールを舞台に開幕する米男子ツアーのCIMBクラシック。公式サイトによるパワーランキング（優勝予想）が発表され、ポール・ケイシー（英）に続いて松山英樹は2位となった。

　2016-2017シーズン第2戦となる今大会に4年連続で出場する松山。過去3試合で予選落ちはなく、初出場した14年は25位タイ、15年は21位タイ、16年は単独5位と順位を上げている。さらに前週の国内ツアー日本オープンゴルフ選手権で後続と3打差をつけ優勝したことも、パワーランキング2位に選ばれた理由の一つだ。

　また、2月の「ウェイスト・マネージメント・フェニックス・オープン」以来となる9か月ぶりに米ツアーに復帰する石川遼は12位にランクイン。腰痛により同ツアーを離脱していたが、今季国内ツアー5試合に出場したうち、4試合TOP10入りするなど完全復活。今季主戦場でどのようなプレーを見せるのか注目だ。

　優勝候補の筆頭は世界ランキング12位のケイシー。直近4試合の16ラウンドでは平均スコア68.52で回り、前週のセーフウェイ・オープンで3位タイ、ツアー選手権で4位、BMW選手権、ドイツ銀行選手権で2位に入る好調ぶり。抜群の安定感で米ツアー2勝目を狙う。

　その他、ツアー5勝のパトリック・リード（米）が3位。ツアー選手権で2位タイに入り、土壇場でライダーカップのメンバー入りしたライアン・ムーア（米）は4位に入った。また、ディフェンディング・チャンピオンのジャスティン・トーマス（米）は5位にランクインしている。