国内女子
全美貞が4打差ひっくり返し今季2勝目 笠、鈴木は1打及ばず…
2016年10月23日(日)午後5:06
国内女子ツアーのNOBUTA GROUP マスターズGCレディースが23日、兵庫県のマスターズゴルフ倶楽部で最終ラウンドの競技を終えた。通算17アンダーで優勝したのは4打差4位タイから出た全美貞(韓)。前日首位タイの笠りつ子、鈴木愛を1打差でかわし、7月のサマンサタバサ ガールズコレクション・レディーストーナメント以来となる今季2勝目を挙げている。
初日から首位を走る笠、3日目にそこへ追い付いた鈴木が首位に並んで迎えた最終日。今季3勝目を目指す2人を逆転してツアー24勝目をつかんだ全は、後半13番までをノーボギーの6アンダーで回り、終盤まで笠、鈴木と3人で通算16アンダーの首位を並走。そこから伸ばし切れなかった両選手に対し、17番パー3のバーディで抜け出し、ノーボギーの7アンダー65でトロフィを手にした。
全に逆転を許した笠、鈴木は、ともに2アンダー70で回り、通算16アンダー2位タイでフィニッシュ。ホステスプロのイ・ボミ(韓)は4アンダー68で通算12アンダーとし、松森彩夏、成田美寿々、アン・ソンジュ(韓)とともに首位と5打差の4位タイに入った。
そのほか、連日の「67」で回った勝みなみ(鹿児島高3年)は通算11アンダー8位タイでベストアマに。全と同じく4打差から勝利を目指したキム・ハヌル(韓)はスコアを伸ばせず、通算10アンダー11位で4日間を終えている。