世界ゴルフ選手権（WGC）シリーズのWGC-HSBCチャンピオンズは現地時間27日、中国のシャーシャン・インターナショナルGCを舞台に開幕。パワーランキング（優勝予想）が発表され、松山英樹は7位となった。

　松山は過去この大会で目立った成績はなく、昨年は3日目に背中痛のため棄権、14年は41位タイ、13年も棄権と決して得意なコースではない。しかし、10月の日本オープンゴルフ選手権でメジャー優勝、前週のCIMBクラシックで単独2位と目を見張るものがある。松山の持ち味である安定したショット力を活かして、難コースを攻略する。

　優勝候補の最右翼と見られているのは、昨シーズン年間王者に輝いたローリー・マキロイ（北アイルランド）。今大会5度目の出場で、昨年の11位タイより順位を下回ったことはなく、平均スコア68.70と安定していることから1位に選ばれた。

　世界ランキング2位のダスティン・ジョンソン（米）は優勝予想2位。13年に今大会で勝っており、昨年も5位タイの成績と抜群の安定感を誇る。また、5位にはアダム・スコット（豪）、8位に前週優勝のジャスティン・トーマス（米）が選ばれている。