国内男子
片山晋呉が史上6人目のツアー通算30勝! 小林は逆転許し2位
2016年10月30日(日)午後4:18
国内男子ツアーのマイナビABCチャンピオンシップが30日、兵庫県のABCゴルフ倶楽部で最終ラウンドの競技を終え、片山晋呉が2打差2位から通算12アンダーで逆転優勝。大会4勝目でツアー史上6人目となる通算30勝目を飾った。
3日目の1オーバー73で首位と2打差に後退していた片山は、前半2番、5番とバーディを重ねて通算10アンダーの単独首位に浮上。さらに1つ伸ばして3アンダーで折り返してからも、ノーボギーのまま後半を1バーディで回って「68」とし、前日首位から初勝利を目指した小林伸太郎と1打差で10年ぶりの今大会制覇を果たした。
2打リードから片山に逆転を許した小林は、通算11アンダーに1つ落として悔しい2位フィニッシュ。3打差3位に一昨季の賞金王・小田孔明が続き、さらに1打差の4位タイに香妻陣一朗、イム・ソンジェ(韓)の若手が並んだ。
その他上位は、通算7アンダー6位タイに2004年王者の井上信、市原弘大ら。賞金ランキング首位を走る池田勇太は連日の「72」で通算4アンダーから伸ばせず、19位タイで4日間を終えている。