武尾咲希が「65」で初優勝に王手! プロ初戦の畑岡は20位タイ
2016年11月12日(土)午後3:49
国内女子ツアーの伊藤園レディスゴルフトーナメントは12日、千葉県のグレートアイランド倶楽部を舞台に順延となっていた第1ラウンドと第2ラウンドの競技を終了。武尾咲希が7アンダー「65」をマークし、通算10アンダーでツアー初優勝に王手をかけた。
トップと1打差の3位タイから出た武尾は、インスタートの出だし10番から連続バーディと幸先の良いスタートをキルト、2アンダーで迎えたバックナインでは5番から3連続バーディをマークするなど、ノーボギーと安定したプレーを披露。昨年プロテストに合格した22歳は、今季ここまでトップ10入りはわずか1度にとどまっていたが、トロフィ獲得のビッグチャンスを得た。
通算7アンダー2位タイには、2年連続賞金女王を目指すイ・ボミ(韓)と同3位につける笠りつ子。イ・ボミ(韓)は前半4アンダーで一時首位に立ったが、後半は10番ボギーのあとパーを重ねる展開に。最終18番でバーディを奪い、5バーディ、1ボギーの4アンダー68でのラウンドとなった。一方の笠は出だし5番までに3バーディを奪うと、後半も2つスコアを伸ばし、5アンダー「67」でホールアウト。今季3勝目をかけて、最終日は逆転を目指す。
通算6アンダー4位タイには、大山志保、原江里菜、大江香織が並んだ。今大会がプロデビュー戦となった畑岡奈紗は、第1ラウンドを「70」の7位タイで終えると、第2ラウンドは4バーディ、3ボギーの1アンダー「71」で回り、通算3アンダー20位タイとなっている。