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欧州男子

小松直行の週刊オフチューブ ?今年も欧州ツアーをよろしくお願いします!?

2015年1月8日(木)午前9:35

LIVE FROMのMCや欧州ツアー中継の実況を担当している小松直行アナウンサーが、欧州ツアーの最新動向や見どころ等を、小松アナならではの視点でお届けします。

『今年も欧州ツアーをよろしくお願い致します!』

目次:

■南アフリカのナショナルオープン、大会ホストはビッグイージー
■2015年 新人紹介(その1)
■時事情報:小松の小耳
■コラム:空耳

サウスアフリカンオープン・チャンピオンシップ

つねに歴史を振り返らなくてはならないのです。
いま、起きていることを理解するために・・・。

- この南アフリカオープンにはボビー・ロックがいました。大会9勝
- ゲイリー・プレイヤーは、25年間で13勝
- 神童デール・ヘイズは24歳のとき、プロ転向7年目にしてようやくこの試合に勝ちました。

現代のヒーローたちにとっても、特別な一戦。
- アーニー・エルスは大会5勝
- トレバー・イメルマンは連覇達成
- ティム・クラークも地元ダーバンで2勝
- 全米オープン2勝のレティーフ・グーセンはこの試合も2勝
- ジェームズ・キングストンは2007年、このビッグタイトルでキャリアを飾りました。
-2 009年優勝のリチャード・スターニーのアイアンの切れ味は語り草。
- “切れる"ことがなくなったヘニー・オットーの勝利は2011年
- そしてヘンリク・ステンソン、2012年末のこの試合の起爆的優勝が米欧両極制覇につながりました。

南アフリカのナショナルオープンは今年で104回目。
前駆的大会が1893年にポートエリザベスGC(南ア初の芝グリーン)で開催。
前年1892年にもオープン的試合がキンバリーでのエキシビションにあわせて行われていたこともあって、これらを最初と捕らえて、ナショナルオープンとしては全英オープンに次いで世界で2番目に古く始まった試合といわれることもあります。
ただ、その前駆的試合は招待されたプロによるエキシビション・マッチの性格が強かったので、現在では実質的にオープンとなった1903年が第一回とされています。欧州ツアーの公式戦に位置づけられたのは1997年。欧ツアーと南アのサンシャインツアーの共催となって今年で19年めとなりました。
今年も舞台はヨハネスブルク近郊のグレンダワーGC。南アフリカ共和国内陸、北東部にあるハウテン州の都市圏エクルレニにある“オールド・クラシック"なコースです。
1937年開場。設計はチャールズ・H・アリソン。アリソンは同じころに日本へ来て、朝霞、川奈、廣野にコースを設計したわけでしたね。全長7,564ヤード、パー72。コースは標高およそ1500mにあるので、通常より飛距離が出ます。しかし、待ち受けているラフはご存知“キクユ芝"。コースは林が縁取り、11ホールで水も絡みます。
南アOP開催は5度目。1989年にフレッド・ワッズワース, 1992年はクリントン・ホワイトロー、1997年はビージェイ・シン、そして2013年末はデンマークのモーテン・オーラム・マッドセンが、地元のヒーロー、シャール・シュワーツェルを退けて初優勝を飾りました。


アーニー・エルス

アーニー・エルス 今年はアーニー・エルスが大会ホスト、そしてアンバサダーを務めます。

「南アのゴルファーなら、世界に出て行っていかに活躍しようとも、自分のキャリアはこの南アフリカオープンという素晴らしい試合からスタートしたということを、忘れることはないのです。だから、私たちはできる限りのことをしてこの大会を次の世代へとつなげていかなくてはならない。私は喜んで全力を尽くします。欧州ツアーやアメリカPGAツアーでプレイしている私の同胞たちも同じ思いでいることは疑いようもありません。私は彼らと一緒に大会を支えていきたいと思っています」-----E・エルス

依頼されて即座に引き受けたと言うエルスはエルスにとって南アオープンは、1992年、1996年、1998年、2006年、そして2010年と勝って全5勝。とくに92年の初優勝は自身にとって大きな意味を持ったと言っていました。大器として期待されてプロになって地元サンシャインツアーでは賞金王にもなりながら、飲酒癖をマスコミに叩かれるなど順風満帆とはいえない面もあったエルスは、自国のナショナルオープンで優勝を遂げたことで、役割意識のようなものを実感したという話。翌年は宮崎でエルスにとって海外での初勝利となるダンロップフェニックス優勝。そこから1994年の全米オープンでのメジャー制覇につながりました。

【サウスアフリカンオープン チャンピオンシップ 放送日時】
?1日目:1月9日(金)午後4:00?8:00
?2日目:1月10日(土)午後4:00?7:00
?3日目:1月11日(日)午後4:00?7:00

?最終日:1月12日(月)午後4:00?8:00

2015年 新人紹介

さて、今年も欧州ツアーをどうぞよろしくおねがいします。
今季も実力ある新人メンバーが2部チャレンジツアーから昇格し、あるいはQスクールを勝ち抜いて、欧州ツアーの年間出場権を獲得しています。
すでに知られた名前でも、初めてフルシーズンを戦う権利を得たということで「ルーキー」に位置づけられるプレイヤーたち。
欧州らしく、味のあるプレイヤーたちが上がっています。順次、ご紹介してまいりましょう。  

アニルバン・ラヒリ(Anirban Lahiri)
アニルバン・ラヒリアジアツアー5勝の実力者。
2014年末は5週連続試合の後でQスクールに挑戦。6R目となる最終日は13ホール時点で年間出場権獲得の圏外でした。しかし最後の5ホールで2バーディーをものにして17位合格。すでに6年のツアー経験(2009年以来すでに31戦)をもって欧州ツアーレギュラー参戦となります。亜ツアーには2008年に参加。2010年にインドでのパナソニックオープンで初勝利。2011年と2012年にはセイルSBI Open連覇。2014年には4月にインドネシアマスターズ、10月にマカオオープン勝って賞金王をD・リプスキーと争うも追いつけず。2015年は欧亜かけもち。WR50位目標、いずれ米狙い。バンガローア出身。ゴルフは軍医の父から手ほどき。1987年6月29日生まれ。175cm、78kg。

 

アン・ビョンホン(Byeong-hun An)
アン・ビョンホンユーライン、ケプカに続くのは“ベン“だ。ニックネームが“ベン“。
2009年全米アマに17歳で優勝(史上最年少優勝記録)。P・ユーラインの父(Wally Uihlein)の助言で、プロ入り後、ユーラインの後を追うように欧州へ。3年欧CTで戦い、2014年8月のジュネーブでのロレックストロフィーでCT史上初の韓国人優勝者となりました。両親ともに五輪卓球メダリスト(1988 ソウル五輪で母Jiao Zhiminは中国代表、父は韓国Ahn Jae-hyung)。フロリダ、オーランド在住。1991年9月17日生まれ。187cm、87kg。

 

ジェイスン・パーマー(Jason Palmer)
ジェイスン・パーマーショートゲームは右手一本でこなすという異色の小技師。
スイングは全般にアンオーソドックス。とくにチッピング、バンカーの技術は独特で、見ている人たちは彼がグリーンを外すのを期待することになるかも。CTで2014年10月に初優勝、トップテン4回で8位卒業。イングランド、イーストミッドランズのレスター州の“食の町"メルトンモーブリ出身。ゴルフを始めたのは14歳。市営コースで腕を磨いた。1984年10月8日生まれ。183cm、70kg。

 

マシュー・フィッツパトリック(Matthew Fitzpatrick)
マシュー・フィッツパトリック2014年Qスクールに20歳で11位合格。2013年全米アマ優勝。イングランド、シェフィールド出身。世界アマチュアランキング1位でプロ転向。2014年アイリッシュオープンでプロデビュー(その試合29位)。1994年9月1日生まれ。175cm65kg。
 

レナト・パラトーレ(Renato Paratore)
レナト・パラトーレ2014年プロ転向して臨んだQスクール3位で年間出場権獲得。そのときの年齢17歳341日は歴代3番目の若さ。2014年はプロ入り前にユース五輪個人ストロークプレイで金メダル、ポルトガルアマ優勝。Qスクール直後にイタリアPGA選手権で優勝(アンドレア・パバンとのプレイオフとなり1ホール目に決着)。ジュニアライダーカップ2度出場。13歳のときに伊代表チームの練習時にM・マナッセロと初めて会った。「ゲームが似ている」と本人曰く。1996年12月14日ローマ生まれ。191cm、82kg。
 

ポール・マディー(Paul Maddy)
ポール・マディーフランス南西部ポー出身、テキサス、フォートワース在住。アバリーン・クリスチャン大学在学中に知り合ったシャーロットさんと2014年9月に結婚、Q合格で2014年は記念すべき年になった。Qスクールでは最終108Hめ、3mのバーディーパットを入れてツアーカードの最後の一枚(27枚目)をゲット。1987年8月11日生まれ。188cm、79kg。
 

シリル・ブニオル(Cyril Bouniol)
シリル・ブニオルフランス南西部ポー出身、テキサス、フォートワース在住。アバリーン・クリスチャン大学在学中に知り合ったシャーロットさんと2014年9月に結婚、Q合格で2014年は記念すべき年になった。Qスクールでは最終108Hめ、3mのバーディーパットを入れてツアーカードの最後の一枚(27枚目)をゲット。1987年8月11日生まれ。188cm、79kg。
 

ジェイスン・バーンズ(Jason Barnes)
ジェイスン・バーンズイングランド南東部ケント州出身。自動車セールスの職につきベンツやトヨタ車を売っていたが21歳のときに自問。「・・・そのうち、仕事はうまくいっていカネは稼げてるけど、使う時間がない、自分の生活がないということに気づいたんだ」。地元の州選手権で2位になったのをきっかけに一年間ゴルフに専念してみる決意をし、そのままプロに転向。CTは3年間。31歳の14年CT15位で卒業。シーズン最後の3試合で3T,3T,18T。ランキング14位で迎えた最終戦ではガールフレンドのメリッサさんがバッグを担ぎ、最終日バックナインで1ボギー8パーであがって微妙な状況。1時間ほど心配しながら待った結果18Tとなりツアーカード獲得の最後の1席15位確定。1983年12月22日ケント州アシュフォード生まれ。173cm 70kg。
 

リカード・カールベリ(Rikard Karlberg)
リカード・カールベリ欧Qスクール4度目の挑戦となった2014年に9位でカード獲得。すでに欧ツアー試合はアマチュアとして出た2004年スカンジナビアマスターズ以来70試合経験。2015年に初めてフルシーズンを戦う。プロ転向は2006年。アジアで4年。2010年シンガポールOP3位がベスト(Aスコット優勝、Gマックとともに3位)。アジアツアーでは出場2試合目に初優勝(2010 SAIL Open)。8ヵ月後のIndian Openで2勝目。2010年のアジアツアー・新人賞を獲得。2007 Nordic Golf League賞金王。スウェーデン、ヨーテボリ出身はH・ステンソンと同郷。現在、アブダビに拠点。1986年12月1日生まれ。180cm 73kg。
 

ジョルディ・ガルシア・ピント(Jordi Garcia Pinto)
ジョルディ・ガルシア・ピントスペイン東部ジローナ出身。Qスクールファイナルの舞台PGAカタルニャリゾートがホームコース。しかし、コースを熟知している有利さがありながら、過去3年間(2012-14)、Qスクールにあえて挑戦せずCTで実力をつける道を選んだ。実際は、CTで腕を磨きながら、余暇にQスクールでなく地元ジローナの大学院で法学の修士課程へ通って勉強。修士号取得を目指している。CTでは2012年が53位。3段階のQスクールの1次を免除されながら行かず。2013年シーズンは緒戦ケニアオープンで初優勝し24位。Qスクールはファイナルに挑戦できる資格がありながら行かずに、冬に猛練習。2014年6月のナジェティーホテルズオープンに勝ち、トップテン5回でCT7位卒業。「CTで一年を通して戦うほうが、たった一週間のQスクールよりもずっといい経験になると考えていました」と本人。テレビで欧州ツアーを見て感化され、4歳でゴルフを始めた。セベ・バレステロスを最高のヒーローと呼ぶ。サッカーはバルセローナFCの大ファン。
 

ダニエル・ウォルトマン(Daniel Woltman)
ダニエル・ウォルトマンウィスコンシン大学出身。2015年Qスクールを一次からファイナルまで戦い抜いてツアーカードを手にした2人のひとり。6ラウンドのファイナルでは4ラウンドめに68を出して67位タイに上がって、カットをぎりぎり通過。そのあと、二日続けて69を出して25位タイに食い込んだ。ファイナル最終日は10番からの最初の組でスタート。出入りがありながら後半に3連続バーディーもあって2つ伸ばしていたが、最終ホールへ来てリーダーボードを目にしたときにはバーディーを取らないとカードは獲得できない状況に思われた。9番ホール、ゆるい右ドッグレッグのパー4、478ヤード、、ウォルトマンは2打目をグリーンに乗せ、バーディーをしとめて7アンダーで上がった。そこから待つこと2時間で確定。 2009年ノース・イーストアマ優勝でアマWRトップテンに。プロ転向後、2012年に手首の手術で2年間戦線離脱。2014年はワンアジアでプレイ。アイドルはS・ガルシア。1986年9月26日ウィスコンシン生まれ、ジョージア在住。175cm 70kg。
 

小松の小耳

世界ゴルフ殿堂に2015年度から新たな選考方法:これまでの米PGAツアー枠、国際枠がなくなり、4つのカテゴリー(競技者男子、競技者女子、ベテラン、生涯功労者)に絞られた。プレイヤーの殿堂入り基準は40歳以上(あるいは引退して5年以上の者)、主要ツアーでの15勝、あるいはメジャー(男子ではザ・プレイヤーズ・チャンピオンシップを含む)2勝。最終決定は合計16名までの最終選考委員会の最終投票で75%(12名)以上の承認を得て決定。最終選考委員会は、4名の殿堂メンバー(Nロペス、Aパーマー、Gプレイヤー、Aソレンスタム)と9名のゴルフ統括団体代表者(欧州ツアー、LPGA,米PGA,PGAツアー、マスターズ、R&A、USGA)、ゴルフ記者協会、米ゴルフ記者協会の代表者、およびJLPGA(小林浩美会長)、南アツアー代表、ゴルフ記者協会元会長からなる。従来はメディア等関係者と殿堂メンバーによる投票だったが、今後はまず20名からなる選考委員会(日本のJGTO代表者、殿堂メンバー6名を含む)が候補者を選んで、最終選考委員会にはかることとなる。

タイガー39歳、カイマー30歳に:マーティン・カイマーにとって2014年は、2勝目のメジャーだけでなく、ザ・プレイヤーズとライダーカップの勝利もあって20代最後の年としては申し分のない一年となった。カイマーは12月28日に30歳になった。新年はアブダビHSBCゴルフチャンピオンシップで戦い初め。第10回記念大会で、大会4勝目を目指す。一方、メジャー14勝、米79勝のタイガー・ウッズは12月30日に39歳になった。過去のメジャー勝者を年齢別に見ると、40歳以降のチャンピオンは1割に満たない。最近、ということなら2000年にビージェイ・シンが41歳でマスターズに勝ったのが最後だし、ジャック・二クラス(1980年に40歳で全米オープンと全米プロ、1986年に46歳でマスターズ)と、ジュリアス・ボロス(43歳の1963年に全米オープン、48歳1968年に全米プロ)がいるだけだ。年末のヒーローワールドチャレンジのときに心境を聞かれて“相応の適応"をしなくてはならないと答えていたタイガー、「マイケル・ジョーダンがほかのプレイヤーより高くジャンプできなくなって、フェイダウエイ・シュートを生み出したように・・・」「素晴らしいなと思うのはゴルフが長くプレイできるスポーツで、肉体的能力で優っていなくとも、かなり年をとっても勝てるということだ・・・」と、あくまでも前向き。トム・ワトソンが59歳のとき、グレッグ・ノーマンが54歳のときに全英オープン優勝まであと一歩だったこと、あるいは54歳でレギュラーツアーに勝ったサム・スニードを引き合いに出していた。しかし、40歳まではまだ一年ある。腰痛から解放された今年こそ興味深い一年となるはずだ。

ホールインワン最年長記録更新:年の瀬のフロリダ、サラソタ在住、103歳のガス・アンドリオーンさんがパームエアCCレイクコースの14番ホールでホールインワンを達成。113ヤードをドライバーで打って、グリーン手前に着弾して30ヤード転がって、そのまま入ったという。自身8つめの快挙だというが、感想を聞かれたアンドリオーンさんは「前のときと変わらないなあ。またホールインワンが出たと思っただけだ」。83で回ったその日のラウンドも含め、つねにエイジシュート。「クラブを振れる限り、3ホールか4ホールしかできなくても、私はゴルフをするよ」と言った。

こまつの空耳
新コラム:「えっ、何か言った?」・・・・ゴルフ中継で気になる用語をチェック!

「年間出場権(Exemption)」:今週の共催ツアーである南アフリカ・サンシャインツアーには、ほぼ毎試合に予選トーナメントがあります。たいていは当該試合の週の月曜日に予選はその週の月曜日に行われることが多いので、“マンデートーナメント"と呼ばれることもあります。
本戦が156名のフィールドなら15名が予選枠に設定され、約50名の出場者が本戦出場権をかけて18ホールのストローク戦を戦います。

一方、欧州ツアーは1985年に予選が廃止され、“All Exempt Tour(予選免除者主体のツアー)"となりました。かつてはツアーメンバー資格を持つ者が限定されていたこともあって、欧州ツアーでも試合ごとに予選を開催して、フルメンバー以外の本戦出場者を決めていました。
“Exempt(エグゼンプト)"は「免除」という意味で、この場合は「予選免除」。欧州ツアーは「年間出場権」を設定して、そのシーズンの公式戦に出場できるプレイヤーをあらかじめ決めておく、“予選不要のツアー"になったわけです。

「年間出場権」を獲得するためには、Qスクール(クォリファイイング・トーナメント)を突破するか、下部ツアーから昇格しなくてはなりませんし、「年間出場権」を維持するためには、公式戦に優勝するか、賞金ランキングで規定の順位(現行110位)に入らなくてはなりません。
一年間の職場確保という点では成功すればひと安心ですが、いつでも挑戦できる「予選」というチャンスはなくなってしまったわけですね。

ただ、欧州ツアーでも予選は完全に消滅したわけではありません。原則的に開催地域、国への割り当て枠(欧ツアー出場資格カテゴリーの第7)の中で、その統轄団体が運営する形で存続しています。各国のナショナルオープンには予選があるので、そこからツアーに食い込んでいく方法はあります。加えて、トップテン(他ツアーとの共催試合ではトップ5位まで)に入れば翌週の試合の出場権が与えられます。

さて、「年間出場権」という言葉は少し言いにくいし、語呂もいいとは言えないので、連呼するのははばかられます。トーナメント中継では、「年間出場権」を獲得したプレイヤーに供与される登録証を意味する「ツアーカード」という言葉で代用したり、「フルメンバー」、「出場資格」などの用語を使って言い換えることになるわけですね。

「年間シード」、「シード権をとる」という言い方もありますが、私には違和感があってちょっと使いにくい。“seed(シード)"は勝ち抜き戦での組み合わせを指すわけですし、マッチプレイのときに使ってこそ新鮮な言葉のように思えるのですが・・・(n.komatsu)。

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