今季LPGAツアー最終戦!CMEグループ ツアーチャンピオンシップ開幕
2014年11月20日(木)午後4:35
今季LPGAツアー最終戦!「CMEグループ ツアーチャンピオンシップ」
熱い!!ハイレベルな戦い、しかし少し寂しいな、、、。
シーズン最終戦 ボーナスを含めた150万ドル(円安だから約2億円)は誰の手に?
最優秀選手は誰か?賞金女王はVare Trophy(最小ストロークアベレージ)は誰が獲得するのか?
最終戦らしく、様々な特典、名誉が懸かった熱い戦いが始まります。
賞金総額は2百万ドル、優勝賞金は50万ドル。しかもRace to CME Globeの優勝者にはボーナスの100万ドル!!
日曜日には約二億円の笑顔が見れるかもしれません。
100万ドルを獲得する可能性があるのは、ランキング上位9人まで。3位以内の選手が勝てば、問答無用で優勝賞金と100万ドルのボーナス、4位以下で9位までの選手は条件付で獲得の可能性が残ります。
ちなみにポールポジションはステーシー・ルイス、2位がインビー・パク、3位がリディア・コ。
一攫千金の最後の挑戦権(ランキング9位)はミズノ・クラッシックで4位に入りアサハラ・ムニョスをうっちゃったベテラン、カーリー・ウェブです。
この中に日本勢が入っていないのが残念ですし、最終戦に出場できるのがハル野村と上原彩子しかいないのは寂しい限りです。
ちなみに、Vare Tropheyもこの試合の成績に懸かってます。トップのルイスはアベレージで69.476。二位のパクの69.571とは僅差です。3位のミッシェル・ウィ、4位のユ・ソヨンも60台の記録を残しています。5位のリディア・コも今週の成績しだいでは平均60台の可能性が残ってます。
去年は3人が60台、2012,2011年は誰もいなかった事を考えると、近年のロースコアー化には目を見張るものがあります。
その中で、今年不振の日本勢に目を向けると有村智恵のアベレージは72.74、去年の72.464とさほど違いは無いけど賞金ランキングでは61位から105位と大きく順位を下げました。
これはツアー全体のレベルが一年で飛躍的に上がったとも言えます。
選手の低年齢化、グローバル化、用具、指導者のスキルアップと様々な要素が考えられます。そんな中で日本勢は遅れを取ったと言わざるを得ません。現状で立ち止まっていたら、あっという間に追い抜かれてしまう、これが現在のゴルフ界です。
今年から始まったシーズンを通してのボーナスレース、来年は試合数と賞金総額も増えます。
ツアーが勢いを取り戻すと共に、選手のレベルは上がり続けます。その流れに乗り遅れず、流れよりも先に進み続けた選手達だけが勝ち取れる今週のビッグボーナス。
来年の日本勢に奮起があるのか?
新たなチャレンジャーが現れるのか?
寂しさが少し残る中、ハイレベルな世界最高峰の戦いが始まります。
新婚のパク。1983年以来のアメリカ人賞金女王を目指すルイス。驚異の新人リデイア・コはプロデビュー1周年を今週迎えます。見どころは満載です。
(記事:レックス倉本)
【CMEグループ ツアーチャンピオンシップ放送日時】
?全ラウンド独占生中継!?
1日目:11月20日(木)深夜3:30?翌午前6:00
2日目:11月21日(金)深夜3:30?翌午前6:00
3日目:11月22日(土)深夜3:30?翌午前6:00
最終日:11月23日(日)深夜3:30?翌午前6:00 (※最大延長 午前8:30まで)