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国内男子

国内男子アジアシリーズ開幕!タイを制するのは!?「ウェットなコンディションは飛ばし屋が有利」

2015年6月10日(水)午後3:30

6月11日に開幕する「シンハコーポレーションタイランドオープン」。1965年にスタートした歴史あるタイのナショナルオープンで、2013年よりJGTOとワンアジアの共同主管競技として開催されJGTOからは60名のツアーメンバーが出場します。共同主管競技として初めて開催された一昨年は地元タイのプラヤド・マークセンが優勝、昨年は3月に予定されていましたが、バンコク非常事態宣言のため中止となりました。

今年は開催コースを「サイアムCCプランテーションコース」に変更し、灼熱のタイで熱い戦いが繰り広げられます。ゴルフネットワークでは本大会の模様を全ラウンド長時間に渡り生中継でお送りします。

大会を前に、毎年オフに入るとタイで合宿を行うという塚田好宣プロに開催コースの特徴やタイランドオープンの見所についてお伺いしました。


国内ツアーとの違いは特に意識していない

Q:ワンアジアとの共同主管競技について

塚田プロ「日本から来ている選手は特にワンアジアとの共同主管競技だからといって、違いは意識していないと思います。いつもの国内ツアーと同じように優勝へのモチベーションを持ってタイに来ています。」

Q:タイで開催される大会の雰囲気は?

塚田プロ「タイ(アジア)の試合は、まだ比較的ゴルフ新興国ということもあり、ギャラリーは少ない。そういうこともあり、運営側もギャラリー観戦についてあまりうるさいことを言わないので、日本よりもかなり自由に観戦できると思います。タイの選手にとってはナショナルオープンであり、誰もが勝ちたい試合。今回はタイでも有数の難易度のコースで行われるので、タイの選手は気持ちも盛り上がっていると思います。タイ国内のツアーでも、これまで開催したことがないコースなので、ベテランが有利ということもないし、若手の方がチャンスと考えているかもしれません。」

Q:タイの良いところは?

塚田プロ「タイは南国ということもあり、人は大らかでのんびりしているところがあります。たまにイライラさせられることもありますが、慣れると一緒になってのんびりできるので楽しいですよ。もしお腹の心配がないなら、屋台やごはんと一緒に惣菜を並べているようなお店で食事してみるのも一興。煮込み料理なんか日本人の口に合うと思います。日本から来ている選手も皆異国でのゴルフや食事、ちょっとした観光も楽しみたいという感じもあると思います。ちょっとした大人の遠足みたいな感じかな。」

平衡感覚がおかしくなるくらいフェアウェイとグリーンが大きくうねったコース

【サイアムCCプランテーションコース18番ホール(写真:塚田好宣)】

Q:開催コースの特徴は?

塚田プロ「タイランドオープンの開催コースはバンコクから南南東へ130kmくらいのところにあるサイアムCCプランテーションコース。少し前にはLPGAの試合も行われたコースで記憶している人もいるでしょう。プランテーションは、丘陵地帯にあり、見た目よりもアップダウンが大きい。しかもフェアウェーやグリーンが大きくうねっているので、ラウンド中でも軽く平衡感覚がおかしくなることがあります。」

突然のスコールもありウェットなコンディションは飛ばし屋が有利

Q:現地の天候やコースコンディションについて

塚田プロ「タイのこの時期は雨季に入っているので、天候は不安定で、暑くもなるし、突然のスコールのような雨も降ります。フェアウェーは柔らかく、ボールが転がることが期待できないので、コースが長くなることが予想されます。そういう意味では飛ばし屋が有利な展開になるかもしれません。」

勝負の鍵を握る16番パー3、プロペラのように3つのホールのグリーンが繋がっている

【勝負の鍵を握る16番パー3(写真:塚田好宣)】

Q:ポイントとなるホールは?

塚田プロ:「クラブハウス前の16番パー3。ここはグリーンがとても特徴的で、3つのホールのグリーンがプロペラのように繋がっています。特に16番は一番高いところにあり、もしピンが奥に切られている時に、奥にミスをすると隣のグリーンの方まで40ヤードも落ちていってしまう。優勝のかかった終盤で、勇気のある攻めができるのか観戦の見所にもなると思います。」

【プロペラのように繋がっている4番・9番・16番グリーン(写真:塚田好宣)】

塚田プロ「どのグリーンもうねりが大きいので、ピンを攻めると同時に、ミスした時に逃げる場所を決めておかないといけません。ピン位置によっては寄せられないポイントがあるので、そこへ避けながら攻めることがキモになってきます。」

地元タイのマークセン、ウィラチャンに注目

Q:今大会の注目選手は?

塚田プロ「タイのマークセン、ウィラチャンらのベテランはやはり頭一つも二つも抜きん出ているので、優勝候補の筆頭となるでしょう。日本選手で言えば、塚田陽亮選手は距離が出る上に、先週の日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills 2015でも8位タイに入って、良い流れでタイに来ているのでダークホース的な存在です。」

プラヤド・マークセン(49歳)

日本ツアー4勝、アジアンツアーほか9勝。2013年の「タイランドオープン」、2014年のアジアンツアー「キングスカップ」と地元タイで優勝。今季の国内ツアーでは開幕戦「東建ホームメイトカップ」と「?全英への道?ミズノオープン」でトップ10入り。トータルドライビングは1位。

タワン・ウィラチャン(49歳)

アジアンツアー通算15勝。2005年、2012年の同ツアー賞金王。タイゴルフ界の英雄。昨年のJGTO・ワンアジア共同主管競技「インドネシアPGAチャンピオンシップ」では25位タイに入る。今季は5月に開催されたアジアンツアー「バングラデシュオープン」で7位タイに入る。

ナショナルオープンのタイトルに燃える地元タイの実力者たちを相手に日本勢がどのような戦いを見せるか!?熱戦の模様をゴルフネットワークの生中継でぜひお楽しみ下さい。

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JGTOアジアシリーズ!舞台はタイ「シンハコーポレーションタイランドオープン」全ラウンド独占生中継!

1965年にスタートした歴史あるタイのナショナルオープン。2010年からワンアジアのツアーとして開催されており、2013年からJGTOとワンアジアの共催競技となった。JGTOからは60名のツアーメンバーが出場予定。

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