タイガー、スイング改造&腰痛再発で“満身創痍”
2015年2月6日(金)午後4:33
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前週、プロ転向後はじめて公式戦での2試合連続予選落ち。ゴルフの技術面・メンタル面で問題を抱えるタイガー・ウッズに、更なる問題が浮上した。
PGAツアー「ファーマーズ インシュランス オープン」初日、タイガーは12ホール目となった3番で腰の痛みを理由に棄権した。
「度重なる遅れで待たされ、うまく身体がほぐれなかった。コースに出てから腰がどんどん硬くなっていったんだ。準備万端で、最初に待たされたときにはうまくウォームアップできたのに、再度待たされ身体が冷えてしまい、思うように動かなくなってしまったんだ。筋肉がほぐれた状態のままでいてくれないことに苛立つね。お尻の筋肉が思うように動いてくれないと腰に響くんだ。待たされた間、その筋肉をほぐそうと必死に努力したがダメだった」
濃霧で1時間スタートが遅れ、その後タイガーのスタートまで10分、というとこで再び中断。その後1時間半後のスタートまでおよそ1時間、練習グリーンでツアー仲間と談笑して過ごしたが、再度ウォームアップをはじめた際に腰が痛みはじめたという。
(写真提供:Getty Images)
同組のビリー・ホーシェルが、タイガーがティーショットで飛ばしたティーペグを拾っていたのが印象的だったが、出場過去8試合で3度目の棄権。それ以前はキャリアで5回しか棄権がなかったことを考えれば、いかに現在のタイガーの状態が色々「悪い」かわかるだろう。
手術こそ受けていないが、長年腰痛で苦しんできたフレッド・カプルスによれば「腰を痛めるとなかなか見通しがつかず復帰のタイミングをはかるのが難しい。(自分は)腰痛のせいですべてが変わってしまったように感じる」と今大会プロアマ戦の際にタイガーに話したとのこと。
予定では次戦の出場は現地26日開幕の「ザ・ホンダクラシック」だが、果たして“満身創痍"のタイガーはどうするのか?
2008年、今大会と同じトーレパインズGCで行われた全米オープンで、左ヒザの怪我をかばいながら月曜日に持ち越されたロッコ・メディエートとの19ホールプレーオフの死闘を制し優勝したタイガー。その後、骨折していたことが判明しさらに周囲を驚かせたもの。スイング改造&腰の痛みのハンデを背負い、さらに今年不惑を迎えるとはいえ、このまま終わるとは思いたくないのだが…
2月6日放送 ゴルフセントラルより
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2008年全米オープンの舞台としても記憶に新しい、トーリー・パインズで行われる大会。松山英樹、石川遼は揃って出場予定。タイガー・ウッズが相性の良いコースとしても有名。今季初戦で予選落ちを喫したタイガーにも注目。
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