1月6日のジャパンゴルフツアー選手会にて3期目の選手会長に再任された池田勇太が昨日、ハワイに出発した。

昨シーズンは日本オープンで優勝したものの、1勝で終わり賞金ランキングは7位。各部門別ランキングも納得のいかないものだった。

平均スコア：71.25（29位T）
平均パット：1.7923（62位）
パーキープ率：84.66（27位）
パーオン率：67.55（12位）
ドライビングディスタンス：287.51（16位）
フェアウェイキープ率：51.63（75位）
サンドセーブ率：43.02（73位）

中でも2010年にはランク1位となるなど、2009年以降、これまでトップ10を外したことの無かった平均パットは62位と大きくランキングを落とす結果となった。

29歳で最多勝＆賞金王を目指す！

合宿の地ハワイへ旅立つ前に2015年シーズンに向けて、抱負と課題を語った。
「開幕戦まではアプローチ、パターを集中して練習する。2015年は20代最後の年になる。30代になってファンの皆さまから期待される池田勇太になるための土台となる一年にしたい。今年は4勝、5勝を目指した。開幕戦の東建ホームメイトカップ、5月の日本プロゴルフ選手権大会日清カップヌードル杯は相性の良い大会なので、先ずはその2試合をターゲットにしたい。目標は29歳での最多勝＆賞金王。」

来週開催されるPGAツアー「ソニーオープン・イン・ハワイ」にも出場予定の池田。
「予選通過して上位に食い込む気持ちで頑張ります！」と2015年初戦に向けて笑顔で出国した。

国内男子ツアーの低迷が問題視される中、会長職という重責を担いながらも最多勝＆賞金王という高いハードルを設定した池田からは“決意の一年"となる意気込みと覚悟が感じられた。

国内ツアー活性化のためにも選手会長池田勇太の活躍が期待される。

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