タイガーのスイングに親友ノタ・ビゲイがアドバイス?!
2015年6月6日(土)午後5:23
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ザ・プレーヤーズ チャンピオンシップから約1か月ぶりのツアー参戦となったタイガー・ウッズ。ザ・メモリアルトーナメントの初日は1オーバー73で85位タイと予選通過も危ぶまれていたが、2日目に2アンダー70の通算1アンダーで何とか予選を通過した。
ラウンド後、タイガーは「今日もティーショットが悪くかなり曲がっていたから、そのあたりは調整が必要。でもパットがとても良く、距離感も合っていた。外れた時も、もう少しで入るようなパットだった」とコメント。「プレー前の練習でも調子が良く、アイアンも一日を通して良かったが、ドライバ?は曲がっていたのでまた練習するよ」と答えた。
「疲れているようですね」とインタビュアーに聞かれると「いや、今はお腹が空いているだけだよ。何か食べれば力も湧いてくる」とジョークを返した。
そんな余裕を見せるタイガーだが、米国Golf Channelの解説者2人はスイングについてこう指摘する。
左は2000年、右は現在のスイング
ブランデル・シャンブリー
「2000年はバックスイングで頭の位置が保たれているのに比べ、今のスイングは頭が落ち、そのうえ右に動きすぎています。そのため、切り返しで体が下に沈んだときに2000年のスイング以上に頭が下に落ちています。ですから今はその沈みを補うために右腕が伸びていません。ほかにも問題はありますが、もし頭の位置を保って右腕をもっと体の正面に持っていくことができれば、体も回しやすくなるでしょう。以前のような左に体重を残して体を沈み込ませるバックスイングに直し、頭を高く保って手を体の正面に保てばすぐ直ると思います」
ノタ・ビゲイIII
「ティーショットを良くするためには、左右どちらかのミスをなくす必要があります。右だろうが、左だろうが、ミスが一つの方向に決まっていれば問題ありません。しかし、今のタイガーは両方に曲げているので、どちらかのミスをなくすことができればフェアウェイをもっと広く使うことができるでしょう。100パーセント、フェアウェイをとらえる必要はなく、平均より上の確率でとらえられればスコアも良くなるはずです」
元世界ランクNo.1の男の状態が、次第に上がってきているのは一目瞭然だ。タイガーが再びトロフィを掲げる姿を見れる日はそう遠くないかもしれない。
6月6日放送 ゴルフセントラルより
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開催地、オハイオ州ダブリンで生まれ育ったジャック・ニクラウスがホストを務めるビッグトーナメント。昨年大会では、松山英樹が相性の良い18番で行われたプレーオフを制し、PGAツアー本格参戦1年目にして見事ビッグタイトルを手にした。初のディフェンディングチャンピオンとして挑む今大会に注目だ!
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