国内男子

全英行きをかけた最後の戦い！「日本ゴルフツアー選手権森ビルカップ Shishido Hills」優勝者予想

2015年6月3日（水）午後8:39

先週の「?全英への道?ミズノオープン」では手嶋多一が29年ぶりに大会ホストプロとして優勝し、自身3度目の全英オープン行きを手にしました。そのほか、高山忠洋と富村真治が4位以内に入り出場権を獲得し、日本勢の全英オープン有資格者は7名に。

【全英オープン出場予定選手（有資格者）】
松山英樹（2014PGAツアーチャンピオンシップ出場者）
池田勇太（2014 日本オープン優勝者）
小田孔明（2014 賞金ランキング上位2名）
藤田寛之（2014 賞金ランキング上位2名）
手嶋多一（2015ミズノオープン上位4名）
高山忠洋（2015ミズノオープン上位4名）
富村真治（2015ミズノオープン上位4名）

そして、今週開催される「日本ゴルフツアー選手権森ビルカップ Shishido Hills」大会終了時点の今季賞金ランキング上位2名（有資格者除く）にも全英オープン出場権が与えられることになっている。また、優勝者には5年シードと「WGC-ブリヂストン招待」の出場権も与えれるとあって、出場選手にとってはビッグチャンスを得られる大会でもあります。

現在賞金ランキングのトップはアダム・ブランド（豪）、2位はマイケル・ヘンドリー（ニュージーランド）と外国勢がリードしていますが、今大会の優勝賞金は3,000万円で、まだ多くの選手にチャンスがあります。5位の山下和宏は首位と800万円以下、6位の片岡大育は900万円以下、8位の1,500万円以下の差です。

昨年覇者は竹谷佳孝。初優勝のプレッシャーがかかる中、終盤の17番、18番でボギーとスコアを落とすと、韓国の李尚熹と並びホールアウト。このままプレーオフ決着かと思われたが、ホールアウト後、李対して2罰打のペナルティが与えら、竹谷がツアー初優勝を飾りました。

全英行きをかけた最後の戦い、そして“ツアープレーヤーNo.1決定戦"の国内男子メジャーで今年は誰が勝つのか注目も集まります。

今回はゴルフネットワークマガジン編集部が大会優勝者を大胆予想。

誰が今年の“ツアープレーヤーNo.1"となるか「みんなのパワーランキング」の投票を受付中です。ページ下部の投票システムより、奮って投票下さい。

「日本ゴルフツアー選手権森ビルカップ Shishido Hills」優勝者大胆予想！

1位　藤本佳則（25歳）
2015年賞金ランキング　8位

今季は５試合に参戦し日本プロ選手権の3位をはじめ3試合でベスト10入りを果たし賞金ランキングは8位。ツアー通算2勝で、初優勝がツアーデビューした2012年の今大会だった。今季最新の部門別ではパーキープ率（パーかそれより良いスコアを獲得する率）が3位、平均ストロークが7位で3年ぶりのメジャーVの武器になりそう。

2位　金庚泰（28歳）
2015年賞金ランキング　16位

2010年日本オープンなどツアー通算5勝を挙げている実力者。今季は４試合に出場し予選落ちがなく、中日クラウンズの10位、前週のミズノオープンでは8位と調子を上げてきた。部門別ではパーキープ率で2位、平均ストロークは10位。直近5年間の今大会は10年が4位、12年が5位、昨年が6位でコースとの相性はいい。

3位　手嶋多一（46歳）
2015年賞金ランキング　4位

前週の所属先主催試合・ミズノオープンで、1986年の中嶋常幸以来29年ぶりの\ホストプロＶを飾り、賞金ランキングの4位に浮上し、現在最も勢いのある選手。ツアー通算8勝のうち01年日本オープン、14年日本プロゴルフ選手権大会日清カップヌードル杯とメジャー戦で2勝している。今大会開催コースとの相性はあまり良くないが、好調ゴルフでメジャー戦3勝目を狙う。

4位　谷原秀人（36歳）
2015年賞金ランキング　11位

今年でツアー参戦14年目。今季はこれまで5戦すべての出場し予選落ちがなく、中日クラウンズで2位タイに入った。13年三井住友ＶＩＳＡ太平洋マスターズでツアー通算10勝目を挙げた。昨年の今大会では初日首位の好発進も2日目の伸び悩みが響いて3位タイに甘んじた。今年は自身初のメジャー戦Ｖに雪辱を期す。

5位　竹谷佳孝（35歳）
2015年賞金ランキング　28位

昨年の今大会は3日間60台を続けて首位タイで迎えた最終日でも68をマークしてツアー初優勝をメジャー戦Ｖで飾った。その後も安定したプレーで上位入りを重ねて、昨年は賞金ランキング10位。今季ここまでは中日クラウンズの8位がベスト順位だが、予選落ちはない。昨年4位だった平均パットも現在7位と好調。大会連覇に挑む。

6位　山下和宏（41歳）
2015年賞金ランキング　5位

今季は開幕戦の2位をはじめ予選通過した3試合すべてが10位以内と好調。賞金ランキングは5位。直近5年間の今大会でベスト10入りはないが、今季ここまでの平均ストローク部門2位、パーオン率部門1位、パーキープ率部門5位などの好調ゴルフで、悲願のツアー初優勝で、“全英切符"を取りに行く。

7位　川村昌弘（21歳）
2015年賞金ランキング　20位

2012年にツアーデビュー。翌13年のパナソニックオープンでツアー初優勝を飾った。14年には日本、アジア、欧州などの各ツアーに参戦し力をつけた。今季は4試合に出場して予選落ちがなく、日本プロゴルフ選手権大会日清カップヌードル杯では4位に入った。先週開催された全米オープン予選会では初の海外メジャー行きを決めるなど好調。今大会は初出場の12年に5位入り、昨年は16位だった。2年ぶりの優勝をメジャー戦で狙う。