R.マキロイの飛ばしの秘訣とは?肩と腰の捻転差に注目(スーパースロー動画)
2015年5月20日(水)午前6:22
「ウェルズファーゴチャンピオンシップ」を通算21アンダーで優勝したローリー・マキロイ。「WGC-キャデラック・マッチプレー選手権」に続く今季2勝目は2位に7打差をつけ、トーナメントレコードを5打更新する圧勝でした。
他を圧倒するプレーの中でも驚かされたのがマキロイの飛んで曲がらないティーショットです。
4日間全ラウンドの平均飛距離は321.1Yで1位、フェアウェイキープ率も77.78%で2位を記録。
また、最終日には“グリーンマイル"と言われるツアー最難関の上がり3ホールを前にビッグドライブを披露。ホール難易度2の16番Par4(514Y)で放ったティーショットは右サイドの木を越え、今シーズン最長飛距離となる364Yを記録。残り141Yからのセカンドショットは9Iでピンそば4mにつけ楽々バーディと、まさに圧巻のプレーでした。
PGAツアーのシーズンスタッツでもドライビングディスタンス305.5Y(ツアー8位)、フェアウェイキープ率65.91%(ツアー42位)とティーショットの総合力を図るトータルドライビングでは現在1位のマキロイ。
“飛んで曲がらないティーショット"
誰もが欲しい、そのショット力の源はどこにあるのでしょうか?
ゴルフネットワークで放送の「ウェルズファーゴチャンピオンシップ PGAツアーダイジェスト」ではツアープロコーチの内藤雄士氏がマキロイのスイングについて解説。今回はスーパースロー動画と合わせて、その飛ばしの秘訣を紹介します。
シャツの線に注目!深い捻転差が飛距離の源
(5月16日放送「PGAツアーダイジェスト」より)
内藤さん「マキロイは身長175cmとツアーの中では身長が高い方ではありませんが、なぜ飛距離を出せるかというと、その要因の一つは深い捻転にあります。」
ポイント?両脇が絞まったまま深い捻転をキープ
「アドレスで出来た両脇の三角形をキープし、両脇が絞まったままテークバック?トップへと回転しているため、より深い捻転が生まれています。」
ポイント?肩と腰の捻転差
「トップの位置でシャツの線に注目して見ると、いかに捻転差があるかわかります。肩と腰の捻転差を作り、そこからクラブをためて一気に開放(リリース)しています。回転スピードを上げながらフィニッシュまでしっかりと振り切っていることも飛距離アップに繋がっています。」
ポイント?クラブと腕が作る90度以上のタメ
「ダウンスイングではクラブと腕で出来る角度が90度以上あり、このクラブのタメを維持しながら右肩が上昇してきます。右肩が上昇してくるスピードがあることによって、クラブがインから入り過ぎたり、下から煽ったりしてしまうことがなくなります。回転スピードに対してそのままボールがヘッドにぶつかるので、距離と方向性が両立出来るようになります。」
次戦は現地5/21(木)に開幕する欧州ツアー「BMW PGAチャンピオンシップ」に出場予定。大会連覇のかかる今大会、世界No.1の力をヨーロピアンツアーでも見せてくれるか楽しみだ。
R.マキロイ参戦!「BMW PGAチャンピオンシップ」ゴルフネットワークで独占生中継!
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