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国内男子

とことん1番ホール生中継の楽しみ方「1オンも狙える和合の1番はウェッジがカギ」

2015年4月29日(水)午前6:00

今年で56回目となる「中日クラウンズ」。

ジャック・ニクラウスやセベ・バレステロス、グレッグ・ノ?マンなど世界的な選手もプレーした歴史のある大会です。
一時代を築いた青木功、尾崎将司プロがそれぞれ5勝。
2010年に、石川遼プロが18ホールで「58」というビッグスコアで優勝したのは記憶にあたらしいところ。

毎年ギャラリーが非常に多く、ツアー序盤の山場となるトーナメントです。

4/30(木)?5/3(日)とことん1番ホール生中継「中日クラウンズ」は全ラウンド合計18時間生中継!


1オンの誘惑に駆られる1番ホール

舞台となる名古屋ゴルフ倶楽部和合コースは、大谷光明設計により、1929年(昭和4年)開場と、中京地区でも最も歴史のあるゴルフ場です。
距離は6545ヤード(パー70)と、男子トーナメントとしては非常に短いものの、小さな砲台グリーンと強い風が名物で国内でも屈指の難コースとして知られています。

スタートホールとなる1番は、370yのパー4。

軽い打ち下ろしで、左ドッグレッグとなっているホールです。
現在の男子プロの飛距離であれば、まっすぐ打つと突き抜けてしまい右のOBまでいってしまうので、選手はセカンドショットの打ちやすいところもまで刻むか、左の木の上を越して1オンを狙うかを迫られます。

プロとしてはバーディーを取りたいホール。
しかし、風向きやピンポジションによっては難度が高くなるホールです。昨年の大会では、上位選手の多くがこの1番でバーディーをとっていました。

飛距離のある選手であれば、1オンを狙う誘惑に駆られますが、そこはプロの状況判断が問われるところ。そんなコースマネージメントのジャッジにも注目です。

【1番ホール 残り100Y地点】

有力選手たちも警戒

スタートホールとなる1番、その日のプレーを占う意味でも重要です。
優勝候補となるプロたちも、風向きやピンポジションによって、その日の攻め方を変えている選手が多いようです。その辺りの臨機応変さは、アマチュアゴルファーにも参考になりそうです。

池田勇太プロ
「1オンを狙う選手、刻む選手といろいろいると思いますが、意外と決めるのはその日のピンポジションだったりするので、そういうもの(=コンディション)で狙ったり、刻んだりを決めています。あの小さなグリーンでもそこまで考えているのか?ということを見ていただけるといいんじゃないですかね」

小田孔明プロ
「あそこは風向き次第。なんせ枝が出てる。1オンを狙いたくてもなかなか狙えない。右いくとOB。風向き次第で刻んだり、1オンを狙ったり、そんな感じです。バンカーまでいってくれれば。手前はアプローチが難しい。」

宮里優作プロ
「1番ホールは短い打ち下ろしなんですが、いろんな誘惑があるホールです。上手くいけば1オンが狙えますし、手前のバンカーまでいけばバーディーが狙えますが、 風向きやピンポジションで、かなり難易度が上がってくるので、そのへんは臨機応変の攻め方があります。3番までに1番か2番でどちらかバーディー取りたいというのはありますが、まずはバーディーパットをしっかり打つというのを心がけていきたいですね」

「中日クラウンズ」特集ページでインタビュー動画配信中


とことん1番ホール生中継でプロのウェッジ技術を学ぼう

(写真提供:Getty Images)

ゴルフネットワークの「とことん1番ホール生中継」では1WAYスタート「中日クラウンズ」1番ホールを大会初日から最終日まで連日4?5時間に渡り生中継します。

そのため予選ラウンドは約90名、決勝ラウンドは約60名のプレーを見ることができます。選手によって攻め方は様々です。

1オン狙いで、グリーン近くまでくれば短いアプローチや、バンカーショットが残ります。上手く成功すればバーディーチャンスです。サンドウェッジを使ったプロの妙技が見られるのも、1オン狙いが外れた局面です。

一方、ティーショットを刻んで、右サイドのフェアウェイから100Y前後のセカンドショットを狙う場合でも、プロなら52度あたりのウェッジを使うでしょう。本来ならそれほど難しくはないのですが、和合特有の風と奥行きの小さなグリーンがプレッシャーになります。スピン量の多いウェッジでのショットは、風の影響をうけやすいためです。 セカンドショットの距離を合わせて、ピンハイにつけば、その日の調子は期待しても良さそうです。

1オン狙いでも、ティーショットを刻んでも、セカンドショットではそれぞれのプロの巧みなウェッジのテクニックを見ることが出来ます。ショートゲームはショット以上にプロとアマの差は大きいもの。難コース和合で発揮される、卓越したプロの技に注目してみてください。

?スイングリズムは十人十色? 1番ホール全選手 連続ティーショット動画配信中!

GWは中日クラウンズで楽しもう!1WAYスタートの1番ホールを長時間生中継


「中日クラウンズ」特集ページでは放送時間のほか、選手インタビュー動画や1番ホール攻略法を紹介。中継と合わせてぜひお楽しみ下さい。

「中日クラウンズ」特集ページ詳しくはこちら

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