【動画】松山は『74』で101位タイ発進「良いところもあるが…」 岩田は終盤崩れて75位タイ
2016年5月6日(金)午前9:39
米男子ツアーのウェルズファーゴ チャンピオンシップが現地時間5日、ノースカロライナ州クエイルホロークラブで第1ラウンドの競技を終了。2人が出場の日本勢は、1オーバー73で回った岩田寛が75位タイ、松山英樹は2オーバー74の101位タイと出遅れた。
マスターズ以来約1か月ぶりの出場となった松山は、前半10番をグリーン左のラフから寄せワンでバーディとするも、以降は17番までパープレーと波に乗れず。18番で最初のボギーを叩くと、この日はツアー1位のバウンスバック率も影を潜め、2番、4番と落とす一方で2オーバー。その後は7番バーディ、8番ボギーと足踏みに終り、巻き返しが必要な状況となった。
「良いところもあるが、悪いところが多い。ティーショット、アイアンどっちも良くない。微妙な感じで上手くフィットせずに終わった」とこの日の手応えを語った松山。「急に吹いたり止んだりで難しく感じた」という風もスコアメイクに影響したようだが、「あてになってない」パッティングも含め、修正点は「全部」と課題は多い。後方からのスタートとなった2日目、どこまで順位を上げられるだろうか。
予選落ちの続く悪い流れを払拭したい岩田は、3バーディ、4ボギーの内容で初日を終えた。インスタートの前半は、難関“グリーンマイル"の18番パー4で3.5メートルを沈めてイーブンパーの折り返し。続く1番でも立て続けに伸ばし一時1アンダーとしたが、迎えた上り3ホールの2ボギーで順位を落としている。
予選ラウンドでは松山と昨季覇者ローリー・マキロイ(北アイルランド)、リッキー・ファウラー(米)の豪華ペアリングが実現。12年王者のファウラーは、17番パー3でダブルボギーを喫しながらも、4バーディ、1ボギー、1ダブルボギーの「71」にまとめて30位タイにつけた。大会3勝目を狙うマキロイは難易度の高いバックナインで4オーバーと苦戦したが、後半は3つ戻して岩田らと75位タイに並んでいる。
7アンダー65で首位タイには、アンドリュー・ルーペ(米)とスティーブ・ウィートクロフト(米)の2人が並び、6アンダー66の単独3位にアニルバン・ラヒリ(インド)が続く。2013年以来の勝利を目指すフィル・ミケルソン(米)は3アンダー69の9位タイ。ジャスティン・ローズ(英)は2アンダー70の17位タイとなっている。そのほか、今大会が手首負傷からの復帰戦となるジム・フューリック(米)は岩田、マキロイらと同じ75位タイにつけた。
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【見逃し配信】2015-16ウェルズファーゴ チャンピオンシップ
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ウェルズファーゴ チャンピオンシップ 放送予定
2日目 5月7日(土) 午前5:00?8:00
3日目 5月7日(土) 深夜 2:00?翌午前7:00※最大延長午前 8:00まで
3日目 5月8日(日) 午後11:00?深夜0:00(ダイジェスト)
最終日 5月8日(日) 深夜2:00?翌午前7:00※最大延長午前10:00まで
最終日 5月9日(月) 午後11:00?深夜0:00(ダイジェスト)
写真提供:Getty Images