さくら、最終日は2打差から王座奪還狙う 首位は前週2位タイの酒井ら
2015年9月19日(土)午後6:37
国内女子ツアーのマンシングウェアレディース東海クラシックが19日、愛知県の新南愛知カントリークラブ 美浜コースを舞台に第2ラウンドの競技を終了。前週2位タイの酒井美紀とキム・ハヌル(韓)が通算8アンダーの首位に立つ中、王座奪還を目指す横峯さくらは通算6アンダー6位タイで最終日を迎えることとなった。
2009年、2013年と2度今大会を制している横峯。前回覇者として臨んだ昨季大会では6位タイに終わったが、相性抜群の今大会でやはり優勝争いに絡んできた。28位タイから上位進出を狙ったこの日は、前半立ち上がりの4番までパーを並べると、迎えた5番パー5でイーグルを奪取。そこから7番でも1つ伸ばして3アンダーで前半を折り返す。
後半は出だし10番からボギー先行。しかし、12番バーディで取り返すと、14番、17番と順調にスコアを伸ばし、1イーグル、4バーディ、1ボギーの5アンダー67をマーク。「しっかり修正して頑張りたい」という前日の言葉通りに首位との差を2打まで縮め、ツアー24勝目&今季初勝利も十分狙える位置につけている。
横峯と同じく28位タイからのスタートとなった宮里美香は、5番パー5でバーディ先行も、8番ボギーでイーブンパーの折り返し。後半は10番で幸先良くスコアを伸ばしたが、その後はスコアカード通りのプレーで18ホールを終え、2バーディ、1ボギーの1アンダー71でホールアウト。今季4勝で賞金ランク首位をひた走るイ・ボミ(韓)や同ランク3位の上田桃子らとともに通算2アンダー25位タイとなっている。
通算7アンダーの3位タイには昨季覇者の申ジエ(韓)、アン・ソンジュ(韓)、木戸愛の3人が並び、前日トップの松森彩夏と横峯が6位タイに入った。以下、通算5アンダーの8位タイに2013年賞金女王の森田理香子、アマチュアの勝みなみ(鹿児島高2年)、2005年覇者の大山志保らが続いている。
そのほか、今季1勝の西山ゆかりや2010年覇者の全美貞(韓)、鈴木愛らが通算1アンダー39位タイに入り、渡邉彩香は通算イーブンパー46位タイで辛くも予選を通過。一方、原 江里菜は通算1オーバー51位タイで、飯島茜は通算2オーバー61位タイで予選敗退となっている。
「マンシングウェアレディース東海クラシック」をとことん1番ホール生中継!アプリ・PC・タブレットでも配信!
1970年から続く歴史ある今大会を「とことん1番ホール生中継」で放送。さらに毎年、2日目の競技終了後に開催されるドライビングコンテストの模様もお送りいたします。