海外女子

再び日没順延の2日目　欧州選抜が3ポイント差つけて優勢キープ

2012年6月4日（月）午後2:10

　2年に1度行われる女子ゴルフの欧米選抜対抗戦、ソルハイムカップが現地時間19日、ドイツのレオンロットゴルフクラブを舞台に順延となっていた初日と2日目の競技を行ったものの、午後のフォーボール形式3試合が前日に続き日没サスペンデッドに。3連覇を目指す欧州選抜が3ポイントのリード（8ポイント対5ポイント）を奪っている。

　初日午後に順延となっていたフォーボール形式（各ホールを別々にプレーし、2人のうち良いスコアを採用）の2試合は、オールスクエアで1ホールを残していたクリスティー・カー（米）＆レクシー・トンプソン（米）組 vs. メリッサ・レイド（英）＆カルロタ・シガンダ（スペイン）組の対戦が18ホール目でも決着つかず引き分けに。3ホールを残していたゲリナ・ピラー（米）＆ブリタニー・ラング（米）とサンドラ・ガル（独）＆キャロライン・マッソン（独）の試合も米国選抜が1ダウンから追い付いて引き分けに終わった。

　初日分の競技を終えて5ポイント対3ポイントとリードを奪った欧州選抜。午前中に行われた各チーム2人がそれぞれボールを交互に打って行くフォーサム形式でも、1組目のレイド＆シガンダペアがアリソン・リー（米）＆ミッシェル・ウィー（米）ペアに4＆3で大勝し、幸先の良いスタートを切る。

　すると、チャーリー・ハル（英）＆スーザン・ピーターセン（ノルウェー）コンビがポーラー・クリーマー（米）＆モーガン・プレッセル（米）コンビに大逆転勝利。11ホール終了時点で4ダウンの劣勢に立たされながらも、15番から4ホールを連取するなど怒涛の追い上げで1アップの白星を収めた。

　さらに、ガル＆カトリオーナ・マシュー（スコットランド）もアンジェラ・スタンフォード（米）＆ブリタニー・リンシコム（米）相手に1アップで勝利。一時はリードを5ポイントまで広げた。

　それでも、米国選抜は第4試合のステイシー・ルイス（米）＆ピラーが、アンナ・ノルドクビスト（スウェーデン）＆キャロライン・ヘドバル（スウェーデン）相手に5＆4と圧勝。午後のフォーボール形式第1試合もトンプソン＆カーペアが、アザハラ・ムニョス＆シガンダのスペインコンビに3＆2で勝利している。

　その他の試合は、カリーン・イシャー（仏）＆マシューが、リゼット・サラス（米）＆ブリタニー・ラング（米）に15ホール終了時点で1アップのリード。リー＆リンシコムはピーターセン＆ハルに15ホール終了時点で1アップ、ルイス＆ピラーはマッソン＆へドバルに16ホール終了時点で1アップとそれぞれリードを奪っている。

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