岩田、「67」で最終戦は18位タイ 賞金ランク12位で来季ツアーカード確保!
2013年6月24日(月)午前10:00
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米男子ツアーとウェブ・ドットコム・ツアー(下部ツアー)の入れ替え戦、“ウェブ・ドットコム・ツアー・ファイナルズ"最終戦のウェブドットコムツアーチャンピオンシップが現地時間3日、フロリダ州TPCソーグラス(ダイズバレーコース)を舞台に最終ラウンドの競技を終了。岩田寛は通算6アンダー18位タイで4日間を終えた。
30位タイからのスタートとなった岩田は前半、立ち上がり4ホールでバーディ、ボギーの流れをを2度繰り返す不安定なスタート。それでも6番から立て続けに2バーディを奪って2アンダーで折り返すと、迎えた後半は1アンダーで回り、6バーディ、3ボギーの3アンダー67で順位を上げて最終日を締めくくった。
ファイナルズ初戦で4位タイに入り、その後第2戦を予選落ち、第3戦を44位タイで終え、ファイナルズの賞金ランキング(すでに来季米ツアー出場権を獲得している下部ツアー賞金ランク上位25名を除く)11位で今大会を迎えた岩田。この結果、同ランク12位に一歩後退したものの、同ランク上位25名にしっかり食い込み、目標としてきた来季米ツアー出場権獲得を果たしている。
通算14アンダーで今大会を制したのはエミリアーノ・グリッロ(アルゼンチン)。ファイナルズ賞金ランク2位で来季ツアーカードを手中に収めた。以下、1打差単独2位にチェズ・リアビ(米)が続き、アーノルド・パーマーの孫として知られるサム・サウンダース(米)がさらに1打差の単独3位に入っている。リアビはファイナルズ賞金ランク首位の座を守り切り、来季フルメンバーカード&全米プロゴルフ選手権の出場権を獲得。サウンダースは同ランク6位に浮上して入れ替え戦を終えることとなった。
一方、ファイナルズ賞金ランク26位からの浮上を目指したビリー・ハーレーIII(米)は通算2アンダー43位タイに終わり、同ランク27位で来季ツアーカード獲得ならず。その一方で、今大会12位タイとなったロブ・オッペンハイム(米)が同ランク25位に滑り込んでいる。
「<最終戦>ウェブドットコムツアーチャンピオンシップ」全ラウンド生中継!最終日の模様は本日5日(月)午後9時?再放送!スマホ・PC・タブレットでも視聴可能!
下部ツアー、ウェブドットコムツアーの最終戦。フェデックスカップポイントで125位以下と、ウェブドットコムツアー賞金ランク75位以内の選手で争われるツアーファイナル4戦の最終戦。今年ブレークを果たしたチェッソン・ハドリーや、ジャスティン・トーマスらは、それぞれこの入れ替え戦を勝ち抜いてPGAツアーを戦っている。Qスクールから直接PGAツアーに上がる方法がなくなった今、ウェブドットコムツアーは若いタレントの登竜門だ!