欧州男子

川村、L.ウーストハウゼンらと並ぶ23位タイ発進　トップは「65」のP.ユーライン

2013年3月1日（金）午前8:30

　欧州、豪州、アジアンツアー共催のISPSハンダパースインターナショナルが現地時間25日、オーストラリアのレイクカリニアップGCで開幕。第1ラウンドの競技を終え、川村昌弘は2アンダー70のラウンドで23位タイとなった。

　今大会が欧州ツアー今季2戦目の川村は、立ち上がりの3番でバーディを先行させると、6番のボギーを続く7番で取り返して1アンダーの折り返し。その後の2番でイーブンパーに後退となったものの、ここでも直後にすぐさまバーディを奪う粘り強さを見せると、終盤の16番バーディで2アンダーとし、4バーディ、2ボギーでホールアウトしている。

　前週には今季初戦となったメイバンク選手権マレーシアで9位タイと上位に食い込んだ川村。2日目はルイス・ウーストハウゼン（南ア）らと並ぶトップと5打差からのスタートとなったが、2週連続の上位フィニッシュへ向け、首位との差を詰めて決勝ラウンド進出となるだろうか。

　7アンダー65の単独首位は、欧州ツアーでの2勝目を狙うピーター・ユーライン（米）。1イーグル、6バーディ、1ボギーの内容で後続に1打差をつけた。3週前のオメガドバイデザートクラシックでは手首の負傷により途中棄権を余儀なくされるも、2週間ぶりに復帰となった前週大会では9位タイと早速結果を残しており、今週はこのまま最終日まで駆け抜けられるか注目が集まる。ユーラインと1打差の2位タイには、シブ・カプール（インド）、ロメイン・ウォッテル（仏）の2人が入っている。

　そのほか、欧州ツアー5勝で地元豪州出身のブレット・ランフォードは3打差5位タイ。ピーター・シニア（豪）は3アンダー69の13位タイにつけた。前回の2014年大会覇者トービヨン・オルセン（デンマーク）は1アンダー71の33位タイとまずまずのスタート。一方、2014年大会で2位に入ったビクトル・ドゥブイソン（仏）は5オーバー77の大乱調で137位タイに沈んでいる。