米女子ツアーのウォルマートNWアーカンソー選手権が現地時間26日、アーカンソー州のピナクルCCで最終ラウンドの競技を終了。リディア・コ（ニュージーランド）がツアー13勝目を挙げ、上原彩子は通算8アンダー25位タイで大会を終えた。

　首位タイでスタートしたコは出だしの1番でバーディを先行させると、2連続バーディを奪取。4番、5番、6番をバーディ、バーディ、ボギーとし、さらに8番でもスコアを伸ばして4アンダーでハーフターン。後半は1オーバーで回り、トータル6バーディ、3ボギーの内容で後続と3打差をつけて勝利。今季12試合のうち9試合ベスト10フィニッシュするなど好調ぶりを見せつけた。

　初日首位に立ったものの、2日目に「74」を叩き順位を落とした上原は、この日アウトからスタートし、前半を2オーバーで折り返す。流れを変えたい後半は、10番でバーディを奪うと次の11番でもスコアを伸ばし、上がり2ホールでもしっかりバーディで締め、トータル4バーディ、2オーバーでホールアウト。25位タイで今季ベストフィニッシュとなった。

　上原と同じ24位タイでスタートした宮里は2バーディ4ボギーの2オーバー74で回り、通算4アンダーでホールアウト。60位タイに順位を下げた。野村はイーブンパー72で通算5アンダーの50位タイとなった。

　その他上位には、コと並んで首位タイでスタートしたモーガン・プレッセル（米）は2アンダー69の通算14アンダでキャンディ・クン（台）と並んで2位タイ。4位タイにはモリヤ・ジュタヌガーン（タイ）、アンジェラ・スタンフォード（米）、サンドラ・ガル（独）らが並んでいる。14年覇者のステイシー・ルイス（米）は通算8アンダー25位タイとなっている。

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ウォルマート NWアーカンソーチャンピオンシップ presented by P＆G放送予定

最終日再放送　6月27日（月）　午後8：00?10：00※最大延長午前11：30まで

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【見逃し配信】2016ウォルマート NW アーカンソーチャンピオンシップ presented by P&G

写真提供:Getty Images

：米ＰＧＡがライダーカップ検証委員会設置：
先のライダーカップで大敗したアメリカサイドは、敗因を検証するための専門委員会を設置。11人の委員にはフィル・ミケルソン、タイガー・ウッズが加わっている。
米ＰＧＡから次期会長のディレク・スプレイ氏、ＣＥＯのピート・ベバクワ氏ら３人のほか、歴代キャプテンからレイモンド・フロイド、トム・レイマン、デイビス・ラブ。選手からはリッキー・ファウラー、ジム・フューリック、スティーブ・ストリッカー。

：欧ツアー来期は“ヨーロピアンオープン”復活：
1978年に創設され、2009年大会で休止していたヨーロピアンオープンが2015年9月に復活する。ドイツ南部バート・グリースバッハで、賞金総額200万ユーロ予定。ドイツでの欧ツアー公式戦はＢＭＷインターナショナルオープンに次いて2つ目となる。

：欧ツアー本部のあるウエントワースクラブが売却：
ハリー・コルト設計の西コースで有名なロンドン郊外のウエントワースが、北京の投資会社レインウッド・インベストメンツ社に1億3500万ポンドで買収された。

：米第２のゴルフ専門テレビ局が開局：
4年前に創設されたバックナインネットワークが9月末に放送を開始した。
ゴルフ専門といっても、ゴルファーを取り巻くライフスタイル情報がコンテンツで、トーナメントの結果などのニュースではない。
ゴルファーの8割を占める男性ゴルファーを対象に、ワイン、車、旅行、ナイトライフ、そしてゴルフそのものを取り上げる。
3つのトークショーを含め、年間1000時間のオリジナル番組を放送する予定。
スポーツ専門局ＥＳＰＮからバックナインネットワークのＣＥＯとなったチャールズ・コックス氏は、「スポーツの中でもゴルフだけは死ぬまで楽しめるものだし、ライフスタイル関連の市場は年間700億ドル規模だ。ほかのスポーツでライフスタイルを取り込んでいるのは、野外活動（アウトドア）、ハンティング、そしてフィッシングだけだ。そこにはすでに数チャンネルあるからね」。

：ボルボ社がスポンサーシップ縮小へ：
ボルボ社は1988年から欧ツアーの公式戦の冠スポンサーとなってきたが、2015年にボルボ世界マッチプレイとボルボゴルフチャンピオンズの2試合から撤退する。もう一つの、ボルボチャイナオープンは継続する。

：次期ライダーカップ・キャプテン選考委員会にＤハウエル：
2016年に米ヘーゼルティンで開催のライダーカップで、欧サイドを率いるキャプテンの選考には、5人の委員による選考委員会が当たることになるが、先立つ3回のキャプテン、すなわちＣ・モンゴメリー、ＪＭ・オラサバル、Ｐ・マギンリーの3人と、欧ツアーエグゼキュティブディレクター、ジョージ・オグレディーに加え、そしてトーナメントコミティーからはデイビッド・ハウエルが代表者として加わることになった。
このことは、トーナメントコミティーのチェアマンであるトーマス・ビヨーンが次回キャプテン候補として俎上に上がることをうかがわせる。しかし、先のライダーカップで3度目の出場を果たしたビヨーンには、まだ選手としての出場を期待されることから、Ｒマキロイ、Ｌウエストウッド、Ｍカイマーらはダレン・クラークを推している。過去2回の欧勝利を副キャプテンとして支えたミゲル・アンヘル・ヒメネスも候補者と目されている。決定は2015年早期になされる予定。