苦手ウィッスリング ストレイツで復活の第一歩に挑むタイガー・ウッズ
2015年7月16日(木)午後11:22
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今年で全米プロゴルフ選手権に18回目の出場となるタイガー・ウッズ。優勝は4度果たしているが、今年の舞台となるウィッスリング ストレイツでは2004年に24位タイ、2010年は28位タイと、あの頃の勢いを持ってしても上位進出はできていない。
さらに現在、全米オープン、全英オープンとメジャー2大会連続で予選落ちを喫しており、これは自身のキャリアのなかでも初めてのことだ。前戦のクイッケンローンズナショナルでは68-66-74-68とスコアを並べて18位タイに入ったものの、未だ本調子とは言えないタイガーが記者会見に臨んだ。
(写真提供:Getty Images)
(コースの印象について)
「ウィスリングストレイツには距離の長いホールもあるが、距離の短いコースには多くの罠があるので、どのようにプレーすればいいのかという戦略が大事になってくる。ピート・ダイ設計のコースは、ティーショットが良ければ残りはショートアイアンになりバーディを奪うチャンスになる。しかし、悪いショットには罰が待っている」
(R.マキロイの復帰について)
「意外には感じない。マキロイの周りには良いスタッフがついていて、良いトレーニングが出来ているはずだ。問題はこのままゴルフができるのか、手術が必要になるか。でも、このコースはフェアウェイを外すと傾斜のあるところから打たなければならないので足への負担はかかるし、コースとコースの間も平らな道ではない。そういった部分にどう対応するかが大切だ。ゴルフについては問題ないと思う。痛みは感じるかもしれないが、良いスタッフがついているので十分な治療をしてくれるだろう」
予選ラウンドでは、マーティン・カイマー、キーガン・ブラッドリーといずれも過去の全米プロゴルフ選手権の優勝者とのラウンドとなるタイガー。完全復活の第一歩となるだろうか。
「全米プロゴルフ選手権」は全ラウンド生中継!
今季メジャー最終戦。プロのみが出場出来る、プロNo.1決定戦だ。今年のホストは、2010年の開催地ウィッスリング ストレイツ。「数える人によって数が変わる」とも言われるほどの大量のバンカー群は、通常プレーに影響するバンカーはそれほど多くないが、プレーヤーに与えるプレッシャーは大きいはず。ミシガン湖に併設されたリンクススタイルコースを制するのは、PGAツアーメンバーか、それとも欧州ツアー勢優位か。
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