全米女子オープン2日目、天候に恵まれ第1ラウンドの残りと第2ラウンドを終えて、韓国のエイミー・ヤンが通算7アンダーで単独トップに立った。予選カットラインは4オーバーで、日本勢では大山志保、葭葉ルミ、上原彩子、鈴木愛、穴井詩、菊地絵理香、横峯さくら、森田遥ら8名が決勝ラウンドへ進出した。

アンダーパーはわずかに11人でステイシー・ルイス（-4）、朴仁妃（-4）、M.プレッセル（-2）、K.ウェブ（-1）ら上位陣は豪華な顔ぶれとなった。

（写真提供：Getty Images）

アンダーパー11人の中には日本勢が2人。大会直前のワールドランキング50位以内の資格で出場となった大山志保はトップと3打差の4アンダーで2位タイに。そしてもう一人は海外メジャー初挑戦の葭葉ルミ。

大会初日は12ホール消化時点で2オーバーで終えた葭葉だったが、2日目早朝より再開された第1ラウンドで2バーディを奪いイーブンパーに戻すと、第2ラウンドでは4バーディ、2ボギーの68をマーク。通算2アンダー5位タイで決勝ラウンドに挑む。

調子が良く無いという理由から6/15に開催された全米女子オープン日本予選会への出場を悩んでいたという葭葉だったが、前日にエントリーし、2位タイで見事に本戦出場権を獲得した。

（写真提供：Getty Images）

ツアー参戦3年目、若手プレーヤーの葭葉は千葉日本大学第一高等学校出身の22歳。2012年にツアーデビューを果たすと、2013年のステップアップツアー「ルートインカップ 上田丸子グランヴィリオレディース」で優勝、賞金ランキングは昨年の40位が最高。

今季は17試合に出場、「リゾートトラストレディス」で7位タイに入るなどトップ10入りは3回。

世界最難関のメジャーと言われる「全米女子オープン」で初出場ならが堂々たるプレーを見せている葭葉。スタッツを見てもショット、パット共に世界トップランカーと肩を並べて上位につけている。

【葭葉ルミ 予選ラウンドスタッツ】
ドライビングディスタンス：249.75Y（13位）
FWキープ率：82.1%（15位）
パーオン率：69.4%（29位）
平均パット：1.64（10位）

決勝ラウンドに入ると一気に難易度が上がるとも言われているUSGAのコースセッティング。

葭葉は最終組から3つ前でアメリカのモーガン・プレッセルと日本時間の7/11（土）深夜2時32分にティーオフ。

全米女子オープンの舞台でシンデレラガールとなるか！？大会初出場の葭葉が残り2日間でどんなプレーを見せてくれるか注目だ。

大会三日目はゴルフネットワークで7/11（土）深夜3時30分から翌朝8時まで完全生中継！

【大会三日目 注目組のスタートタイム】※日本時間

7/11（土）
午後11:47　リディア・コ（ニュージーランド）/A.アーンスト（米国）
深夜00:20　菊地絵理香（日本）/穴井詩（日本）
深夜00:53　上原彩子（日本）/R.オトゥール（米国）
深夜01:15　鈴木愛（日本）/C.クン（台湾）
深夜01:48　M.ウィー（米香）/P.リンドベリ（スウェーデン）
深夜01:59　キム・セヨン（韓国）/イ・ミヒャン（韓国）
深夜02:21　K.ウェブ（豪州）/チョン・インジ（韓国）
深夜02:32　M.プレッセル（米国）/葭葉ルミ（日本）
深夜02:43　朴仁妃（韓国）/J.パーク（米国）
深夜02:54　大山志保（日本）/M.アレックス（米国）
深夜03:05　S.ルイス（米国）/エイミー・ヤン（韓国）

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全米女子オープンゴルフ選手権全ラウンド生中継

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