世界ゴルフ選手権（WGC）シリーズのWGC-ブリヂストンインビテーショナルが現地時間6日、オハイオ州のファイアストーンCCを舞台に開幕。強豪ひしめく今大会で松山英樹が今季初白星を狙う。

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　前月の全英オープンを18位タイで終え、悲願のメジャー初優勝はお預けとなった松山。直近出場の国内ツアー、ダンロップ・スリクソン福島オープン（9位タイ）では、全英が月曜決着となったことで過密日程の中での戦いを強いられたが、1週間の調整期間を挟んだことで「大分体調は戻ってきている」とコンディションも悪くない様子だ。

　それと同時に「課題はそれなりに減ってきてはいる」とパフォーマンス向上にも一定の手ごたえを感じているようだが、一方でパッティングに関しては「やってみないと分からない」ともコメント。それでも「フェアウェイ外すと駄目だという印象。ショットが大事」と分析するコースで持ち味の正確なショット力を発揮出来れば、上位争いには十分食い込めるはず。

「やっぱり優勝を狙いたい。このコースでそんなにスコア出るのかなという印象だが、一打一打集中していって優勝争い出来ればと思う」と今季初タイトルに意欲も十分なだけに、翌週に控えた今季メジャー最終戦、全米プロゴルフ選手権（8月13日?16日／ウィスコンシン州ウィスリングストレイツ）に向けてトロフィ獲得で弾みをつけてもらいたい。

　日本勢では松山の他に小田孔明が参戦。小田は滑り込みで全米プロへの切符を掴んだこともあり、ここで結果を残してメジャー最終戦に備えたい。その日本勢が対峙するのは、世界No.2のジョーダン・スピース（米）のほか、バッバ・ワトソン（米）、ジェイソン・デイ（豪）、リッキー・ファウラー（米）、ダスティン・ジョンソン（米）など世界ランク上位のトッププレーヤーたち。昨季覇者のローリー・マキロイ（北アイルランド）は怪我による欠場が決まったが、いずれにしても分厚いフィールドであることに変わりはない。

　今大会にはそのほかにも、ホール・オブ・フェイマー（世界ゴルフ殿堂入り選手）のフィル・ミケルソン（米）や全英覇者のザック・ジョンソン（米）、ジャスティン・ローズ（英）らが出場。その中でも優勝候補の一角に数えられる松山は、ここからどのような2週間を送ることになるのだろうか。

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今季WGCシリーズ最終戦。世界6大ツアーのトッププレーヤーが集まる今大会は、メジャーに匹敵するフィールドの厚さ誇るビッグトーナメントだ。昨年大会は、トップと3打差の2位で最終日をスタートした、ローリー・マキロイが「６６」をマークし逆転優勝。世界ランクNo.1に返り咲き、改めて強さを見せ付けた。最終日を１０位でスタートした松山英樹は、スコアを伸ばすも１２位でフィニッシュしている。JGTOからは昨年の「ブリヂストンオープン」勝者の小田孔明が出場予定。日本ツアー賞金王のショットメイキングにも期待したい。大会初日は8月7日（金）午後11時から放送。

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