ホストプロという重責のなかで連覇を狙う藤田 今季国内ツアー2戦目の石川は2週連続優勝を狙う!
2015年8月7日(金)午後3:00
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国内男子ツアーとアジアンツアーの共同主管で開催されるアジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップ ダイヤモンドカップゴルフが24日、茨城県の大利根カントリークラブ 西コースを舞台に開幕。ホストプロの藤田寛之が連覇を目指す。
昨季大会では、最終日をトップと4打差の14位タイから出た藤田が、4日間を通してのベストスコアとなる「66」をマークし逆転。フロントナインをわずか12パットと、多くの選手が苦しむなかでスコアを伸ばした。今年は大会を主催する三菱商事株式会社と契約を交わしたことで、ホストプロという重責を新たに担うこととなるが、今季はトップ10が3度あるものの、前週は58位タイと決して調子は上向きとは言えない。「せめてしっかり4日間。プレーするということが大事」と本人が話すようにまずは予選突破を目指す。
また、2週連続優勝を狙う石川遼にも期待が集まる。今季国内ツアー初出場となったANAオープンでは、68-68-67-69と安定したプレーでスコアを伸ばし続け、昨年7月の長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント以来となる優勝を果たした。主戦場とする米ツアーでは思い通りの結果を残せなかった今季だが、来月から始まる新シーズンへ弾みをつける意味でも翌週のトップ杯東海クラシック(10月1日?4日/愛知県三好カントリー倶楽部 西コース)も含めた国内ツアー3連戦を良い形で戦いたいところだ。
その他にも、藤田と同じくホストプロで若手期待の川村昌弘、現在賞金ランキングのトップを走る金庚泰(韓)、今季初勝利を狙う昨季賞金王の小田孔明、プラヤド・マークセン(タイ)、先月開催された「全米アマチュア選手権」でベスト4に入った小西健太(東北福祉大3年)など注目選手が多数出場する。
舞台となる大利根カントリークラブ近隣の常総市は、今月上旬に台風18号の被害を受けたばかり。藤田が「僕らは、ゴルフをすることしか出来ない。プレーを見ていただいて、感動していただけるのか。僕らのほうこそ元気をいただくのか・・・。とにかく、僕はゴルフで出来ることをやらなければと思う」と話したように、1日でも早い復興に向け、地元ギャラリーを励ますプレーを見せることは出来るだろうか。
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JGTOとアジアンツアーの共催競技。日本を代表するプレーヤーたちと、アジアンツアーの猛者達が大利根カントリークラブを舞台に火花を散らす。昨年は、最終日首位と4打差でスタートした藤田寛之が、「66」をマークし、逆転優勝を飾った。この優勝で今季3勝目、賞金レースでも首位に浮上した。ゴルフネットワークでは、国際色豊かな今大会を「とことん1番ホール生中継」でお届け。