前週大会で「ポイント以上のものを得た」石川、“攻め”のゴルフで上位進出なるか
2015年10月28日(水)午後5:50
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米男子ツアーのバラクーダ チャンピオンシップは現地時間6日、ネバダ州のモントルーゴルフ&カントリークラブを舞台に開幕。来季のシード権確保に正念場を迎えている石川遼が上位フィニッシュを狙う。
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前週大会を単独10位で終え、賞金ランキングで109位、フェデックスポイントランキングでは125位とシード獲得圏内まで浮上した石川。同ツアー自身初となる単独トップでの決勝ラウンド進出を果たすなど内容的にも収穫を手にし、第一目標達成に大きく前進した。「フェデックスポイントもそうだが、それ以上に優勝争いするためにという意味で見えたものがあると思うので、ポイント以上に得たものは大きかった」と確かな手ごたえも感じているようだ。
今週はオープンウィークなしの8連戦目と日程的に厳しい面もあるが、「ここ1か月くらいはティーショットの部分で掴むものがあった」と過密日程をこなしてきた成果も出始めている様子。強豪選手の多くが同週開催のWGC-ブリヂストン招待を戦う中、プレーオフシリーズ進出も視野に今大会でも何とか上位に食い込みたいところだ。
昨季はジェフ・オギルビー(豪)が4年ぶりの優勝を飾った今大会。ツアーで唯一、モディファイド・ステーブルフォード方式という特殊なフォーマットが採用されており、選手には各ホールのスコア毎にポイントが割り振られる(アルバトロス=8点、イーグル=5点、バーディ=2点、パー=0点、ボギー=-1点、ダブルボギー以下=-3点)。仮に2ボギーを叩いたとしても、バーディを1つとればイーブンという攻めた者に有利な試合形式で、昨年はオギルビーが大会記録の49ポイントを叩き出している。
そのオギルビーが連覇を狙う今大会には、ツアー13勝を誇るデビッド・デュバル(米)や同5勝のジョナサン・バード(米)のほか、前週大会で4位タイに入ったジェイソン・ボーン(米)らが出場。通常のストロークプレーとは異なる戦い方が求められる中、各選手どのようなプレーを見せてくれるだろうか。
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「WGC-ブリヂストン インビテーショナル」と同週に行われる“裏"トーナメント。ストロークではなく、イーグルで5ポイント、バーディーで2ポイント加算など、合計ポイントを競うステーブルフォード方式で行われる。普段は冒さないリスクを取ってバーディーを狙うケースもある、果敢なプレーが楽しめる大会だ。昨年は最終日に1イーグル、5バーディーを奪い、14ポイントを加算したジェフ・オギルビーが優勝、ツアー通算8勝目を挙げた。大会初日は8月7日(金)午前7時30分から放送。 詳しい放送日時はこちら