海外男子

様々な思いを胸に始まるプレーオフシリーズ

2015年9月9日（水）午後2:03

いよいよ始まる米男子ツアーのザバークレイズ　PLAY OFF第1戦。今年の舞台は2011年来となるニュージャージー州のプレインフィールドCCだが、フェデックスカップ・ポイントランキング上位125名のみと限られた選手が年間王者の名誉と1,000万ドルのボーナスをかけて競い合う。

各選手が今週に向けて意気込みを語った。

ルーク・ドナルド
「理想的な順位ではないが、ここ数カ月のゴルフはとても安定している。ポイントがたくさん稼げるので、今週は大事。今週次第で今シーズンの出来も左右される。」

ブラント・スネデカー
「勢いに乗りたい。悪い結果で運に頼ることはしたくない」

フィル・ミケルソン
「気を抜かず、スタートから勢いをつけたい。今週は激しい戦いが予想される」

イアン・キズナー
「最終戦にでることが目標。来年のメジャー出場も叶うから、今週良いフィニッシュを目指す。上位に入らないと最後まで残れない。メジャーだと思って辛抱強く戦えば上位を狙える」

アダム・スコット
「優勝争いを目指して、後は結果に任せる。良い形で最終日を迎えられるよう、最初の3日間は耐えないといけない。プレーオフの良いところは最後までわからないところだ」

リッキー・ファウラー
「良い位置につけているので、最終戦にまで残れると思う。良いスタートを切ることが鍵だ。初戦は激しくなる。良いスタートを切って、そのまま乗り切りたい」

リー・ウェストウッド
「自分の順位を考えると気を引き締めないといけない。今年の調子には満足していないが、今週順位を上げたい。スタートダッシュが肝心だ。最後まで残れるかが微妙だからね」

ビリー・ホーシェル
「去年はレギュラーシーズンも初戦も散々だったのに優勝できた。今年は初戦から頑張りたい。これからの数週間のプレーによっては、何が起こるかわからない。去年の私がそれを証明した」

自分の立場、また目標によっても考え方は様々だか、やはり初戦で勢いをつけたいという思いは全員が同じだ。昨年のホーシェルはザ・バークレイズで予選落ちをしてから、第2戦で2位、そして最後の2試合で優勝し、フェデックス・カップを手にした。アダム・スコットの話す通り、プレーオフは最後まで分からない。果たして今年はどのようなドラマが生まれるだろうか。

8月27日放送ゴルフセントラルより