目標は親子で米国代表チーム入り、B.ハース
2015年8月21日(金)午後7:40
PGAツアーの多くの選手はチャリティ活動や社会貢献活動に積極的だが、サウスカロライナ州グリーンビル育ちのビル・ハースもその中の一人。特にそのグリーンビルの発展をサポートする慈善活動「ビル・ハース・チャリティクラシック」はツアーの中でも有名で、今年はウェブ・シンプソン、ニック・ワトニー、マーティン・レアード、ビリー・アンドレードらツアーの仲間たちも協力した。
ハースが主催するそのイベントは、今年が2度目の開催。ウェルズファーゴチャンピオンシップが終わったばかりの月曜日に行われ、多くの寄付金を集めた。「地元への貢献が目的。地元の発展を願い、楽しんでいるよ。友人とゴルフを楽しみながら寄付金を集めることができるなんて、これ以上のことはない」とハース。今やライフワークになりつつあるこの活動だが、これは父ジェイ・ハースの影響が大きいという。
「(自分はゴルフをする)環境に恵まれている。父は地元への貢献も熱心だった。父の足跡をたどることができて光栄だし、両親が誇りに思える存在になりたい。グリーンビルを発展させることが(チャリティの)目標だ」。ジェイがツアー9勝、大叔父ボブ・ゴールビーが1968年マスターズ優勝など通算11勝を誇るゴルフ一家に育ったハースには、幼い頃からチャリティの精神が宿っていたというわけだ。
(写真提供:Getty Images)
そんなハースは、2004年にプロ転向すると2010年にツアー初優勝を達成。翌11年には最終戦のザ・ツアー選手権で劇的勝利を飾り、フェデックス・カップ・チャンピオンとなった。そして13年までにツアー5勝を挙げ、ツアーを代表するプレーヤーに。14年は未勝利に終わったが、今季はヒューマナ・チャレンジで勝利した他、ここまでトップ10に5度入り、とある目標に向けラストスパートをかけようとしている。
その目標とは、10月に韓国で行われるザ・プレジデンツカップの米国代表になること。というのも、今回の米国チームのキャプテンは、父であるジェイが務めるからだ。ハースは現在、米国チームのポイントランクで13位と出場圏外。文句なしで代表入りするにはトップ10に入る必要がある。「祖国を代表してプレーできたらキャリアで最高のハイライトだ」とハース。ドイツ銀行選手権までの残り試合でポイントを稼ぎ、親子でチーム入りなるか。ハースのキャリアハイライトをかけた戦いは続く。
『インサイド・ザ・PGAツアー#31』より
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