L.コとJ.スピース、2人の若き才能に共通するもの
2015年11月13日(金)午前9:32
リディア・コの独壇場となった「フボンLPGA台湾選手権」。3ラウンドを終えて4打差の首位に立ったコは、最終日を「65」で回って通算20アンダーとし、後続に9打もの大差をつけて圧勝を飾った。
(写真提供:Getty Images)
15歳での初優勝から3年間勝ち星を積み重ね、これでツアー通算10勝に到達したコ。同大会不在のインビー・パークをかわして再び世界ランキングNo.1に返り咲き、18歳と6か月でのツアー10勝は、ゴルフ殿堂入りのナンシー・ロペス(22歳2ヶ月)を大幅に上回るツアー最年少記録となった。
トリップ・アイゼンハワー
「彼女はジョーダン・スピースを彷彿とさせますね。必要に応じてショットを打ち分けられる高い能力、状況にいっさい呑まれることなく冷静にプレーする能力。2人は非常に完成されたゴルファーです。両選手はキャリアも非常に似通っていて、人柄も素晴らしい」
また、数か月前に実際にコと会って話をしたというロペスもコの印象についてコメント。トリップ同様、やはり若さに似合わぬ落ち着き、冷静なプレーをその特長に挙げている。
ナンシー・ロペス
「若いのにとても落ち着いていて穏やかな印象を受けました。どんな時も自分のゴルフを忘れず、周りに惑わされることがありませんね。いつも自分の打ちたいショットを打つことだけに集中している点は、本当にすごいと思います。彼女は周りで何が起こっていても常に自分のゴルフを続けられる選手です」
LPGAツアーで記録を塗り替え続ける18歳。トリップいわく「その勢いを止めるものがあるとすれば“30歳で引退"という彼女のキャリアプランだけ」とのことだが、もしそれが現実になったとしても、それまでに数々の記録を打ち立てていることは間違いない。
ゴルフセントラル 10月26日号より
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