2日目はライバルと明暗分かれる… R.マキロイは決勝ラウンドで巻き返しへ
2015年12月6日(日)午後5:08
現地時間14日に行われた、全米プロゴルフ選手権の第2ラウンドは荒天によりサスペンデッドとなった。予選ラウンドでの一番の注目は、ローリー・マキロイ、ジョーダン・スピース、ザック・ジョンソンの“チャンピオンズ・ペアリング“だった。特にマキロイとスピースは、今大会で世界ランキングNo.1をかけて争う直接対決。初日は両者ともに1アンダー71で回ったが、2日目は明暗が分かれてしまった。
スピースが5アンダー67を叩きだして暫定7位タイに浮上する一方で、ディフェンディング・チャンピオンのアマキロイは1アンダー71と伸び悩み。2番パー5でチップインイーグルを奪うなど見せどころはつくったものの、大きくスコアを伸ばすことはできなかった。
「ティーショットはかなり好調だ。アイアンは昨日ほど良くなかったかもしれないし、グリーンを外した時のアプローチも今一つだった。このコースではグリーンを外すのは仕方ない。パーを拾うのにショートゲームで耐えないといけない時があり、今日はそれができなかった。でも、励みになるポイントはあるので、明日スコアを伸ばしてトップ争いに加わりたい」
「腕が錆びついているからなのか、パットが決まらなかっただけなのかは分からないが、錆びついているとは思いたくない。パットは思うようにいかなかったので、明日のスタート前に調整したい。チャンスは作れていると思うから、明日はもっとパットを決めたい」
「ショットは迷わずに打てていると感じている。スイングする時に迷いはない。初日にすぐトーナメントモードになって攻めのゴルフができたことが、一番の驚きだった。嬉しいサプライズだった。休んでいたことが問題ではなくて、チャンスを確実に生かす、そしてミスをしたら寄せワンを決めることが大切だ」
「日によって異なるホールでボギーを叩いてしまうのも、このコースの特徴だと思う。週末にラッキーを期待する訳ではないが、ボギーは帳消しにできると思う」
「スコアよりも良いプレーが出来ていると思っているので、多少の苛立ちはある。7番では寄せワンを決めるべきだったし、8番はバーディチャンスをものにできなかった。2日間とも自分が思うような終わり方になっていない。苛立ちというより、終わり方にがっかりだ」
米国人選手のメジャー4大会独占を阻止するのは、やはり世界ランキングNo.1のマキロイの他にいないはず。現在の暫定28位タイからどのような巻き返してくるのか注目だ。
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