石川が5打差圧勝で国内メジャー初制覇!「ここまで気持ちいいとは思わなかった」
2015年10月14日(水)午後5:52
- この記事のキーワード
国内男子ツアーの今季最終戦、第52回 ゴルフ日本シリーズJTカップが6日、東京都の東京よみうりカントリークラブで最終ラウンドの競技を終了。単独トップから出た石川遼が3アンダー67で回り、通算14アンダーで自身初の日本タイトルを獲得した。
【関連】国内男子ツアー最終戦! 東京よみうりカントリークラブ1番ホールをとことん解説!
前日に「63」の猛チャージで単独首位に立った石川。メジャー初Vへ逃げ切りを図ったこの日は、出だし1番から3パットボギーで出遅れるも、その後の3番から4ホールで3バーディを奪取。前半はそこから1つ落として1アンダーで回り、2位小田孔明と5打差で折り返す。
すると、サンデーバックナインでも13番でボギーが先行。しかし、直後の14番ですぐさま取り返すと、16番、17番と立て続けに伸ばし、十分なリードを手に最難関の18番パー3へ。大観衆を前に優勝を決めるパーパットを沈め、後続と5打差の圧勝で今季2勝目となるツアー13勝目を飾った。
前週のカシオワールドオープンでは、最終日後半に黄重坤(韓)に3打差をひっくり返されて2位終戦。ホスト大会での悔しい思いをこの大舞台で晴らした24歳は「最高の形で終わるイメージはしていたが、ここまで気持ちいいとは思わなかった」と喜びを表しながら、主戦場とする米ツアーでも「この景色を思い出して頑張りたい」と前を見据えた。
3打差単独2位からスタートした昨季賞金王・小田は、前半を1バーディ、2ボギーで回り一歩後退。迎えた後半は2アンダーと伸ばしたが、逆転には遠く及ばず、同じく今季白星のない藤本佳則とともに通算9アンダー2位タイで今季を締めくくっている。
その他上位陣は、この日2つ伸ばした選手会長・池田勇太が通算6アンダー単独4位に。通算5アンダーの単独5位にはツアー通算29勝の片山晋呉が入った。また、9位タイから上位進出を目指した昨季覇者・宮本勝昌は、前週大会を制した黄とともに通算4アンダー6位タイ。今季賞金王の金庚泰(韓)は通算1オーバー17位タイとなっている。
「ゴルフ日本シリーズJTカップ」とことん1番ホールPLAYBACK 大会3日目の模様は7日(月)午後6時?放送!スマホ・PC・タブレットでも視聴可能!
■とことん1番ホールPLAYBACK
3日目 12月7日(月) 午後6:00?8:00
最終日 12月8日(火) 午後6:00?8:00
写真提供:Getty Images