P.ミケルソンがB.ハーモンとのコンビを解消「別々の道を歩む時が来た」
2015年11月25日(水)午後4:23
「長年にわたり世話になったが、別々の道を歩む時が来た」
こう語ったのは2007年からブッチ・ハーモンにスイング師事を受けてきたフィル・ミケルソン。コンビを組んだ8年の間に、2010年のマスターズや2013年の全英オープンを制し、米ツアーで12勝を積み重ねてきた2人の離別はゴルフ界に大きな驚きを呼んでいる。ただし「2013年の全英オープン制覇は、自分のキャリアにとってもハイライトの1つ」というブッチの言葉通り、その別れは円満なものだったようだ。
(写真提供:Getty Images)
トリップ・アイゼンハワー(米国Golf Channel解説)
「多少驚きはあるものの、ミケルソンのこのところの不振を思うと納得がいきます。不調が長引けば、まず変えるのはコーチ。ハーモンの落ち度というわけではなく、新鮮なコーチの視点から見て欲しいということだと思います」
事実、ミケルソンも「8年にわたり、ブッチからたくさんのことを学んだ。ただ、今は異なる視点からの新しい意見を聞く必要がある」という。2013年の全英オープン以来勝ち星から見放されている45歳は、新しもの好きで変化を恐れない人柄で知られる。驚きの人選はあるのだろうか。
トリップ・アイゼンハワー
「ミケルソンは、何人ものコーチを試すタイプではありません。長いキャリアの中で歴代のコーチは少なく、極端にスイングを変えたりしていませんからね。特に器用な手を持つミケルソンですから、その手をもっと有効に生かせるコーチを見つけるでしょう。周りをあっといわせるようなことはせず、信頼のおけるコーチを探すと思います」
ゴルフセントラル 11月5日号より
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