海外男子

地元大会、婚約…　K.ブラッドリー、プレッシャー乗り越え第3戦へ

2015年10月4日（日）午後0:05

米男子ツアーのプレーオフシリーズも折り返し。ザバークレイズ、ドイツバンクチャンピオンシップを終えて、ますます盛り上げりを見せている。第1戦ではジェイソン・デイが圧勝、そして第2戦はリッキー・ファウラーが終盤の逆転でトロフィを獲得した。

マサチューセッツ州TPCボストンで開催されたドイツバンクチャンピオンシップをフェデックスカップ・ポイントランキング71位で迎えたキーガン・ブラッドリーは、地元ニューイングランドの出身。毎年、この大会を心待ちにしているようで「プレッシャーはあるが、ボストンの人に良いプレーを見せられるように頑張りたい」と意気込んでいる。

（写真提供:Getty Images）

しかし、今年は第3戦に進むことが出来るか瀬戸際の状態。BMWチャンピオンシップへはポイントランキング上位70名のみが出場することができる。さらに、彼にとって大事なことはそれだけではなく、長い交際期間を経てジュリアン・ステイシーにプロポーズしたばかりだった。

初日に「71」、2日目は「66」をマークしたブラッドリー。土曜日には2つのダブルボギーを喫したものの、上がりを連続バーディで締めて37位タイとし、暫定のポイントランキングで70位圏内へとつけた。そして、ドイツバンクチャンピオンシップは12年前にスタートして以来、レイバー・デー（労働者の日）が最終日。多くのギャラリーが休日を楽しむなかでプレーが行われる。

3日目を「74」としてたブラッドリーは、プレーオフシリーズに残るにはロースコアが必要な状況で「69」をマークし、25位タイフィニッシュ。ポイントランキングでも63位に上昇し、シカゴで行われる第3戦への出場を決めた。地元での戦い、そして婚約とプレッシャーのかかる状況でも結果を残したブラッドリー。果たしてコンウェイファームズGCではどのようなプレーを見せるだろうか。

『インサイド・ザ・ＰＧＡツアー＃36』より