国内男子

1オンなるか!? 昨季歴代最高311ヤードでドライビングディスタンス1位 C・キムら飛ばし屋の豪快なショットに注目！大会初日は5時間生中継

2017年5月21日（日）午後6:32

今年で開催58回目を迎える、伝統の一戦「中日クラウンズ」。歴代最多優勝記録を持つ青木功とジャンボ尾崎のレジェンド2人とルーキー星野陸也が予選ラウンドで同組となるなど開幕前から話題を集めています。

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舞台となる名古屋ゴルフ倶楽部和合コースは6,545ヤード（パー70）と、男子トーナメントの中では距離が短いものの、砲台グリーンと強い風が選手を苦しめます。「和合で優勝したら一流の証」と言われるほど、国内でも屈指の難コースとして知られています。

1WAYスタートで全員が1番ホールからスタートする「中日クラウンズ」。1番ホールは370ヤードのパー4。距離が短い打ち下ろしの左ドッグレッグで風向きによっては1オンも可能なホールです。昨年のホールアベレージは3.997（16位）と3番目に簡単なホールに。風向きとホールロケーションにもよるが、願わくばバーディー発進を決めたいところ。

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ゴルフネットワークの「とことん1番ホール生中継」では予選ラウンドを5時間にわたってスタート順にLIVEでお送りします。往年の名プレーヤーからシード上位選手に若手といろんな選手のプレーを見ることができます。

1番ホール中継の見どころが各選手の攻め方とティーショットのクラブ選択です。

左の林越えを狙ってグリーン手前まで持っていくか、確実にフェアウェイキープするために右方向へ打っていくか2つのルートがあります。近年ではギアの進化と共にドライバーを持たずにフェアウェイウッドを手にする選手も多くなりました。

明日の初日を前に中継の解説を務める金谷多一郎プロにコースの攻略ポイントを聞きました。（「徹底解剖！中日クランズ」より）

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「ショートカットでグリーンを狙う場合、ターゲットは非常に狭くてボールの高さも必要になります。左からの風が吹くことが多く、ドローボールで狙うのも難しい。林越えに失敗して途中で木に当たってボールが落下することもありますが、これは選手にとって想定の範囲内です。左のラフからはグリーンの奥行きを使うことができるのでピンを狙いやすくなります」

「右方向に打ってフェアウェイキープを狙う場合に注意するのが右のラフです。バンカー越えでグリーンの奥行きが狭いため、落としどころが非常に難しくなります。グリーンの外しところによってはボギーやダブルボギーもあるのでプレッシャーのかかるセカンドショットになってしまいます。」

今年注目の選手といえば、昨季のドライビングディスタンスで歴代最高の311.29ヤードを記録したＣ・キム（キム・チャン）だ。今季も316.13ヤードで現在トップ。188p、105sの大柄な体格を生かした飛距離は必見。豪快なドライバーショットで1オンを期待した。状況によってはフェアウェイウッドで充分届く距離となるかもしれない。

さらに、オフのトレーニングで飛距離が伸びているという池田勇太。今季のドライビングディスタンスは299.13ヤード（13位）とほぼ300ヤードの大台に近い。池田が手にするクラブと攻め方にも注目だ。

ベテランと若手、飛ばし屋とショットメーカーなどプレースタイルの異なる90人もの選手の攻め方、スイング、ギアなど様々な違いをぜひLIVEでお楽しみ下さい。

【今季ドライビングディスタンス上位者】※中日クラウンズ出場者
1位　Ｃ・キム（316.13Y）
6位　T・シノット（306.83Y）
10位　塚田　陽亮（301.00Y）
13位　池田　勇太（299.13Y）
14位　小林　正則（298.86Y）
15位　永野　竜太郎（297.33Y）
16位　岩田　寛（295.25Y）
18位　矢野　東（294.18Y）
19位　星野　陸也（293.38Y）
20位　藤本　佳則（292.25Y）
21位　小平　智（290.81Y）

中日クラウンズとことん1番ホール生中継

１日目　4/27（木）7:00?12:00
２日目　4/28（金）7:00?12:00
３日目　4/29（土）8:00?12:00
最終日　4/30（日）7:00?11:00

（写真：JGTO）