5年連続プレーオフ決着、土壇場で見せたイ・ボミのスーパーショット
2015年11月13日(金)午前10:52
舞台は沖縄から土佐へ、国内女子ツアー第2戦「ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ」が3月10日(金)から3日間、高知県の土佐カントリークラブ(6,228ヤード/パー72)で開催される。
雄大な太平洋を望む土佐カントリークラブ。距離の短いコースだが、海風がコースの戦略性を高くする。
昨年は同一トーナメント最多連続プレーオフ新記録となる、2012年から5年連続のプレーオフ決着となった。
最終日トップと1打差で最終18番ホールを迎えたイ・ボミ。バーディ必至のこのホールでイ・ボミが放ったティーショットは大きく右へ。右ラフの斜面でつま先上がり。前方には松の木がせり出す状況にバーディはおろか、パーオンも難しい状況からイ・ボミがスーパーショットを見せた。
ゴルフネットワークで放送の「じっくり徹底解剖! ヨコハマタイヤ PRGRレディス」で解説した和田泰朗ティーチングプロは「18番は370ヤードと距離の短いパー4ですが、ティーショットは打ち下ろしで海沿いのホールなので風の影響を受けやすくて難しい。最終日の最終ホールで(セカンドショットが)この場所は絶望的な場面。グリーン面はOBゾーンに向かって左傾斜なので、ちょっと左にいってしまうとすぐにOBになる。なかなかこの場所からスライスで左に打っていくのは勇気がいる」と解説。
つま先上がりの難しいライからスライスをかけたイ・ボミ
【動画】じっくり徹底解剖! ヨコハマタイヤ PRGRレディス
この状況からイ・ボミは8番アイアンでスライスをかけて見事にピンそば20cmへつけてバーディ。土壇場のスーパーショットで柏原明日架、飯島茜らと三つ巴のプレーオフに持ち込み4ホールに及ぶ激戦を制してイ・ボミが優勝を飾った。
優勝を決める1打となった18番ホールの第2打は昨年LPGAアワード メディア部門「ベストショット賞」にも選ばれ、イ・ボミ本人も「100回に1回出るかどうか、あのショットは2度とできない」と絶賛。
5年連続でプレーオフ決着となっている今大会、今年はどんなドラマが待っているのか。
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「ヨコハマタイヤゴルフトーナメント PRGRレディスカップ」
2日目 3/11(土)午前7:00?10:00
最終日 3/12(日)午前7:30?10:00
「ぎゅっと週刊国内ツアー」
3/13(月)午後11:00?11:15
【動画】じっくり徹底解剖! ヨコハマタイヤ PRGRレディス
(写真:Getty Images)