欧州男子

熱戦期待のユーラシアカップ第2回大会が開幕！　日本勢は片山が出場

2015年10月22日（木）午後7:53

　2014年に第1回大会が開催された欧州代表チームとアジア代表チームが競い合う「ユーラシアカップ」が、マレーシアのグレンマリーGCを舞台に現地時間15日からの3日間競技で開催される。出場選手は前回から増えて12人となり、日本からは片山晋呉が選出された。

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　小田孔明、谷原秀人が出場した2014年の第1回大会は、アジアチームが最終日に大健闘し、引き分けに持ち込む熱戦に。アジア選抜のジーブ・ミルカ・シン（インド）、欧州選抜のダレン・クラーク（北アイルランド）両主将は、今年も接戦になるだろうと警戒感を表している。

　アジア代表には昨シーズン欧州ツアーで2勝を挙げたアニルバン・ラヒリ（インド）とキラデク・アフィバーンラト（タイ）、そして欧州ツアー通算7勝を誇るトンチャイ・ジェイディ（タイ）がエース格。ほかにも国内ツアー賞金王の金庚泰、昨年に欧州ツアー年間最優秀新人賞を獲得したアン・ビョンフンら韓国勢も出場する。

　その中で片山は日本人唯一のフィールド入り。国内ツアーでは11月の三井住友VISA太平洋マスターズでツアー29勝目を挙げるなど終盤戦で調子を上げ、翌月のアジアンツアー、タイランドゴルフ選手権では13位タイに入った。昨年の好調を初出場の今大会に持ち込めるか注目だ。

　欧州代表はアジア戦に滅法強いリー・ウェストウッド（英）、マッチプレーを得意とするイアン・ポルター（英）らが軸。出場選手の中では世界ランク19位のダニー・ウィレット、昨季3勝を挙げたアンディ・サリバンなど、イングランド勢が7人と最も多く、ビクトル・ドゥブイソン（仏）らライダーカップのメンバー候補も目白押しとなっている。

　なお、今大会は初日がフォーボール6マッチ、2日目はフォーサム6マッチで争われ、最終日のシングルス12マッチで雌雄を決する（各マッチ勝利で1ポイント、引き分けで両チームに0.5ポイント）。