ツアー史上初! 初出場の16歳アマ・畑岡が首位発進「まずはローアマ。チャンスあれば優勝したい」
2015年12月15日(火)午後5:08
国内女子ツアーの樋口久子 Pontaレディス が30日、埼玉県の武蔵丘ゴルフコースを舞台に第1ラウンドの競技を終了。プロツアー初出場のアマチュア、畑岡奈紗(翔洋学園2年)が4アンダー68で単独首位に立った。
今年7月「IMGA世界ジュニアゴルフ選手権(15?17歳の部)」で日本人として宮里美香(2006年)以来となる勝利を収め、一躍ゴルフファンの注目を集めた畑岡。マンデートーナメントを突破して迎えた今大会初日は、前半をノーボギーの1アンダーで折り返すと、バックナインでもスコアを落とすことなく3バーディを重ねてホールアウト。並み居るトッププロを押しのけてリーダーボード最上段を射止めた。
1988年にツアー制度が施行されて以来、ツアー初出場のアマチュア選手が首位発進したのはこれが初めて。人生1度のチャンスで快挙を達成した16歳は「母親がキャディーを務めてくれたおかげで緊張せずにプレー出来た。パープレーで回れればと思っていたから、すごくうれしい」と会心のラウンドに淡々と喜びを表しながら、今後の目標について「まずはローアマチュア。チャンスがきたら優勝したい」と野望を口にしている。
今季初勝利を目指す昨季覇者・上田桃子は、6番のダブルボギーなどで前半2オーバーの折り返し。後半は13番バーディ、14番ボギーのあと、上り3ホールの2バーディでなんとかイーブンパーまで持ち直した。上田を1打差で追う単独2位は武尾咲希。さらに1打差の3位タイには今季1勝の西山ゆかりや酒井美紀ら9人が並ぶ。
2010年大会で悲願のツアー初勝利を挙げた森田理香子は、3番のダブルボギーが響いて1オーバーの折り返しも、後半に2つ伸ばして1アンダー71。2008年大会覇者の服部真夕や大山志保らと12位タイにつけている。そのほか、ホステスプロの藤田光里は上田と並ぶ19位タイ。今大会3勝を誇る全美貞(韓)は2オーバー74で成田美寿々らとともに46位タイとなった。今季国内5戦目を戦う2011年覇者・有村智恵は3オーバー75で58位タイに沈んでいる。
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■「とことん一番ホール生中継」放送予定
2日目 10月31日(土) 午前7:00?10:15
最終日 11月1日(日) 午前7:30?10:45
■ダイジェスト版放送予定(※)
2日目 10月31日(土) 午後9:30?10:30
最終日 11月1日(日) 午後9:30?11:00
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写真提供:Getty Images