金庚泰が「67」で単独首位に浮上! 永野は後半の失速で2打差を追う立場に
2016年1月8日(金)午後3:43
国内男子ツアーの国内初戦、東建ホームメイトカップが15日、三重県の東建多度カントリークラブ・名古屋を舞台に第2ラウンドの競技を終え、3打差12位タイから出た金庚泰(韓)が4アンダー「67」で通算7アンダーの単独首位に浮上。前日トップタイの永野竜太郎は通算5アンダー単独2位に順位を下げた。
【PR】国内外ツアー中継が見放題!ゴルフネットワーク見放題プラン
初日に比べて各選手が伸び悩む中、昨季年間5勝で賞金王に輝いた金はこの日のベスト「67」で奪首。3番でボギー先行の前半をイーブンパーで折り返すと、17番パー5で長いイーグルパットを沈めるなど、後半13番からの6ホールで4つ伸ばすチャージをかけて一気にトップへ上り詰めた。
ツアー初勝利を目指す永野は、前半2番から立て続けに3バーディを奪取。絶好の立ち上がりから独走態勢を築くかに思われたが、8番ボギーで2アンダーの折り返し後は、4ボギー、1バーディと失速し、1オーバー72のラウンドで2打を追う立場となっている。
通算4アンダー3位タイに続いたのは、この日2つ伸ばした片山晋呉と「72」と落とした池田勇太、そして朴ジュンウォン(韓)の3人。初日を終えて永野と首位に並んでいた重永亜斗夢は「74」と苦戦し、通算3アンダー6位に後退した。
その他上位は、通算2アンダー7位タイに松村道央や近藤共弘、高山忠洋、今平周吾、金亨成(韓)といった実力者が並び、その1打後ろに小平智、川村昌弘、薗田峻輔らがつけた。昨季覇者のマイケル・ヘンドリー(ニュージーランド)は連日の「71」で通算イーブンパー19位タイから巻き返しを狙う。
一方、選手会長1年目の宮里優作は通算6オーバー71位タイで2年連続の予選落ち。2014年覇者として臨んだ国内初戦で悔しい結果に終わっている。今大会がプロとしてのツアー初戦となった長谷川祥平は、通算8オーバー88位タイでほろ苦いデビューとなった。
とことん1番ホール生中継「東建ホームメイトカップ」
3日目 4月16日(土) 午前7:30?10:30
最終日 4月17日(日) 午前7:30?10:15
【放送予定】東建ホームメイトカップ
【スマホ・PC配信】とことん一番ホール生中継東建ホームメイトカップ
※見逃し配信はありません
写真提供:Getty Images