D.ファザワーがツアー初優勝に王手も「1打差はイーブンな状況と同じ」 Gマックは3位タイから逆転狙う
2015年11月27日(金)午後3:00
米男子ツアーのOHLクラシック at マヤコバが現地時間14日、メキシコのエル・カマレオンGC at ザ・マヤコバ・リゾートを舞台に第3ラウンドの競技を終了。デレク・ファザワー(米)が通算16アンダーまでスコアを伸ばし、単独トップに躍り出た。
トップと1打差の単独2位から出たファザワーは、前半で4つのバーディをマークすると、バックナインではバーディ1つにとどまったものの、18ホールを通じてノーボギーのラウンド。5アンダー66でホールアウトし、ツアー初勝利に王手をかけた。
「気持ちの持ち方を変えたんだ。楽しむことが必要で、シリアスになる必要はない」とリラックスすることを強調したファザワー。5打差に11人がひしめく混戦模様だが「このコースにおいて1打差はイーブンな状況と同じだ」と連日の伸ばし合いが最終日まで続くことを予想した。同ツアーでは今季開幕5試合で5人が初優勝を遂げているが、新たな王者が今週も誕生することとなるのだろうか。
通算15アンダーの単独2位にはジェイソン・ボーン(米)。予選ラウンドを単独首位で突破したグラエム・マクドウェル(北アイルランド)は立ち上がりの2ホールで3つスコアを落とすなど、1アンダー70と伸び悩み。通算13アンダーでWGC-HSBCチャンピオンズを制してラッセル・ノックス(スコットランド)、ジャスティン・レナード(米)、ハロルド・ヴァーナーIII (米)と並び3位タイに後退している。
ジョンソン・ワグナー(米)が通算12アンダー単独7位。ツアー初優勝を狙うパトリック・ロジャース(米)は2アンダー69でラウンドし、通算11アンダー8位タイとなっている。51位タイから出たマット・クーチャー(米)は3アンダー68で回り、通算6アンダー40位タイで最終日を迎えることとなっている。
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メキシコで開催される唯一のPGAツアーイベント。前週のサンダーソンファームズチャンピオンシップを戦った選手たちが引き続き多く出場を予定する大会。昨年大会では、2014-15シーズンを賑わせたダニー・リーや、トニー・フィナウらが上位進出し、大会を盛り上げた。下部ツアーから上がってくる選手たちも、実力十分な若手ばかり。フェデックスカップランク上位勢が不在となる今大会ではルーキーの優勝が本命となるだろう!
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