イ・ボミ、強風に苦しみ「72」も4位タイの好発進 単独トップは「69」の前田
2015年11月27日(金)午後4:19
国内女子ツアーの今季最終戦、LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップが26日、宮崎県の宮崎カントリークラブを舞台に第1ラウンドの競技を終了。今季1勝の前田陽子が3アンダー69で単独首位に立ち、賞金女王のイ・ボミ(韓)はイーブンパー72のラウンドで4位タイ発進となった。
今季7勝を挙げ、すでに賞金女王、年間最優秀選手賞の2冠を達成しているイ・ボミ。2連勝で波に乗って迎えた今大会初日は、前半を1バーディ、1ボギーで折り返すと、後半はスコアカード通りのプレーでホールアウト。自身初の3連勝で有終の美を飾るべく、2日目は3打差4位タイの好位置から首位をうかがう。
この日は強風の影響もあって多くの選手がスコアメイクに苦戦。上々の滑り出しとなったイ・ボミも「今日は風が難しかったから…」と難コンディションを振り返りながら「ここは前半2アンダーで回らないと後半難しいので、明日は午前の短いホールでバーディが獲れるよう頑張る」と攻略への展望を口にしている。
そのイ・ボミをかわして首位に立ったのは、賞金ランキングで出場選手中最低の28位につける前田。4バーディ、1ボギーのラウンドで並み居る強豪をかわしてトップに立った同選手だが「優勝は考えていない。ひたすら挑戦するだけ」と浮かれた様子は全く見せていない。
1打差の単独2位は申ジエ(韓)。一時は4アンダーで首位を走っていたものの、最終ホールのダブルボギーで前田に首位を明け渡す形となった。さらに1打差の単独3位にアン・ソンジュ(韓)が続き、イ・ボミと同じ4位タイには、大会2勝の大山志保や今季2勝の渡邉彩香、成田美寿々、原江里菜、穴井詩が並んでいる。
そのほか、前週大会2位タイの鈴木愛は1オーバー73の10位タイ、今季初勝利を目指す上田桃子は藤田光里、森田理香子らと同じく3オーバー75のラウンドで18位タイとなった。また、昨季覇者のテレサ・ルー(台)は4オーバー76と苦戦し、22位タイと出遅れている。
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■とことん1番ホール生中継
3日目 11月28日(土) 午前9:00?11:00
最終日 11月29日(日) 午前9:00?11:00