母国でパッティングの自信を深めるA.スコット
2016年2月12日(金)午前11:56
米国は感謝祭の祝日、多くの家庭で七面鳥料理が楽しまれているが、ゴルフ界では感謝祭の週末にオーストラリア・オープンを見ることが恒例となりつつある。今大会の注目はなんといってもディフェンディング・チャンピオンのジョーダン・スピース。昨季大会の優勝が2015年シーズンの快進撃の始まりとなったことは記憶に新しい。
オーストラリア・オープンの舞台は、難コースとして知られている1882年に作られたオーストラリア最古のゴルフクラブ、ジ・オーストラリアン・ゴルフクラブ。9カ国で開催される2016年全英オープン予選会シリーズの最初の大会でもあり、今週トップ10につけた選手のなかで、出場権を手にしていない3人がロイヤル・トゥルーンへの出場権を手にすることとなっている。
スピースのほかに、注目を集めるのは母国での優勝を狙うアダム・スコット。2015年は不本意なシーズンとなってしまい、世界ランキングは現在12位。1年の締めくくりに最高の結果を狙っているが、第1ラウンドはイーブンパー71で19位タイとなっている。
アダム・スコット
「前半は本当に難しかった。でもバックナインには距離の短いパー4があり、風も追い風だったから2打目はウェッジということもあった。とにかく、まずまずの形でラウンドを終えられて良かったです。今日は下手をすれば優勝のチャンスがなくなるくらい叩いてしまう可能性もあったが、明日良いスタートが切られれば十分チャンスはある」
スコットは来年からアンカリング打法が禁止になるのを受け、現在長尺パターから標準のパターに戻している。
アダム・スコット
「年の初めに感触を確かめる意味で標準のパターで何試合か出たが、実際にはその後、長尺パターでも全く入らなかったのが、今年良い成績を残せなかった理由だ。だから、変化を迫られるのは良いことだと思っているし、これでまた気持ちを切り替えることが出来る。ここ最近の4試合はトップ10入りが3回あるので毎試合良くなっている気がするし、この先今までにないくらいパットが良くなることも期待している」
ゴルフセントラル 11月27日号より
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写真提供:Getty Images