国内女子

強気のゴルフで大山が単独首位浮上！　地元で過去最多3度目優勝を狙う

2015年12月6日（日）午後0:47

　国内女子ツアーの今季最終戦、LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップが28日、宮崎県の宮崎カントリークラブを舞台に第3ラウンドの競技を終了。大山志保が2アンダー70で回り、通算4アンダーで単独首位に浮上した。

　トップと1打差の3位タイから出た大山は、5番でボギーが先行するも直後の6番でバーディを取り返し、前半をイーブンパーでハーフターン。するとバックナインでは立ち上がりの10番から連続バーディをマークするなど3バーディ。4バーディ、2ボギーの内容で6月のヨネックスレディスゴルフトーナメント以来となる今季2勝目に王手をかけた。

　終盤の16番パー3ではティーショットが左に外れ、木の根もとからの2打目となったものの、強気にグリーンを狙ってでパーをセーブ。18番でもボギーにこそなったが、木と木の狭い隙間を抜くショットを見せた。「地元の宮崎で勝ちたい」と本人も話すように、過去最多タイとなる今大会3度目の優勝を狙う。

　通算3アンダーの単独2位に国内メジャー初制覇を狙う申ジエ（韓）。前半では2つスコアを伸ばし、単独首位に立ったものの、バックナインで2つスコアを落として、3バーディ、3ボギーのイーブンパー72でのラウンドとなった。通算1アンダー単独3位に酒井美紀、通算イーブンパー4位タイには吉田弓美子、表純子、原江里菜が並んでいる。

　通算1オーバーの単独7位には、今季国内メジャー2勝のチョン・インジ（韓）。すでに賞金女王を確定させているイ・ボミ（韓）は、9番パー5でイーグルを奪いながらも、ボギーを4つ叩き、1オーバー73の通算2オーバーでテレサ・ルー（台）、渡邉彩香、成田美寿々と並び8位タイで最終日を迎えることとなっている。