国内男子

ツアー30勝の大台へ　片山が終盤イーグルで首位発進！　石川は4打差9位タイ

2015年12月7日（月）午後4:11

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石川遼

　国内男子ツアーの今季最終戦、第52回ゴルフ日本シリーズJTカップが3日、東京都の東京よみうりカントリークラブで第1ラウンドの競技を終え、ツアー30勝目を狙う片山晋呉が6アンダー64の単独トップ。2打差2位タイに小田孔明らが続き、石川遼は2アンダー68のラウンドで9位タイ発進を切っている。

　今季の優勝者や賞金ランク上位のトッププロ30人が争うシーズン最終戦。前月に今季初勝利を手にした片山は、出だし1番から3連続バーディで飛び出すと、さらに6番バーディで序盤6ホールのうちに4アンダーまでスコアを伸ばす。以降は終盤までパープレーが続いて遅れをとったが、迎えた17番でイーグルを奪ってトップに浮上。1イーグル、4バーディで最高のスタートを切った。

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　今季で18年連続18回目の大会出場となる片山。昨季は9位タイに終わったものの、過去には2000年、2002年大会でトロフィを掲げている。大会2勝は、出場選手中で昨季王者・宮本勝昌に次ぐ数字だ。勝手知ったる今大会でメジャー8勝目を手にし、節目のツアー30勝となるだろうか。

　4アンダー66の2位タイには、前週大会からの連勝を狙う黄重坤（韓）と小田、藤本佳則の3人が並ぶ。今季未だ勝利のない昨季賞金王・小田は、5バーディ、1ボギーでホールアウト。黄は終盤トップを走っていたものの、上り2ホールで連続ボギーを叩いて後退となった。3アンダー67の5位タイには、久々の国内ツアー参戦となる岩田寛や選手会長・池田勇太ら4人が続いている。

　また、自身初のメジャーVを目指す石川は、前後半ともに1つずつ伸ばして、2バーディ、1ボギーのラウンド。前週に自身2度目の賞金王を確定させた金庚泰（韓）らと並んで初日を終えている。前週大会で惜しくも勝利を逃した悔しさを晴らすべく、2日目にさらなる上位進出といきたいところだ。一方、昨季王者の宮本は2オーバー72で出遅れ。近藤共弘らと並ぶ22位タイとなっている。