全英出場を目指すL.ウエストウッド
2016年2月1日(月)午後2:15
今週、タイで開催されているタイランド・ゴルフ・チャンピオンシップは、全英オープンクオリファイングシリーズのうちの1試合で12位までに入った選手のうち、まだ出場資格を持っていない上位4人に全英オープンの出場権が与えられる。日本勢も出場しており、第3ラウンドを終了して宮里優作が9位タイ、片山晋呉は22位タイとなっている。
最終日の注目はトップ3につけている選手たち。クレメント・ソルデ、リー・ウエストウッド、マーティン・カイマーはまだ全英の切符を手にしておらず、今大会での出場権獲得を狙う。特にウエストウッドは今年で5回目を迎えるこの大会で、すでに2勝と相性は抜群だ。
リー・ウエストウッド
「トップと3打差で最終ラウンドを迎えるため、明日はロースコアが必要です。トップに立つソルデのことは、よく知りません。フランス人の若手で、いいプレイヤーですが、プレッシャーにどれほど強いかは、未知数です。他にも強い選手が上位にいるため、明日は、いいスコアが欠かせません」
ウエストウッドは過去数年、スイング改造に取り組んできたが、それを意外と感じた人も多いだろう。
ブランデル・シャンブリー
「40代に差し掛かってからスイングをいじるのは、危険が伴います。それに彼のスイングには、定評がありましたからね。ウエストウッドは1994年からヨーロピアンツアーに加わり、素晴らしいボールストライカーとして活躍しました。インパクトで左腕を伸ばすべきだという声も聞きますが、これまでに何人ものトッププレイヤーが、同じ打ち方でショットの精度を武器に、成功を収めてきましたし、現在世界ナンバーワンのジョーダン・スピースも然りです」
去年の4月以来、優勝から遠ざかっているウエストウッドだが、メジャーがかかった状況ではプレッシャーは一層大きくなるのだろうか。
アーロン・オーバーホルザー
「ウエストウッドは去年も、この大会で優勝していますし、今週もいい位置につけているため、優勝のチャンスは残っています。確かに去年の4月以来優勝から遠ざかっていますが、今はパッティングが好調です。今年のデータを見ると、ストロークスゲインドパッティングでは4位。10から15フィートの距離では6位。20から25フィートの距離では9位。25フィート以上の距離では11位につけています。ショットのほうも、コーチのピート・コーウェンとの取り組みを続けることで、かつてショーン・フォーリーと作り上げたスイングを取り戻し、復調できるはずです。ウエストウッドがメジャーで勝てるかどうかについては、何ともいえませんが、その実力は備えていると思います。パットの調子をキープし、数年前のスイングを取り戻すことさえできれば、チャンスは十分あると思います」
ブランデル・シャンブリー
「ウエストウッドと同世代の選手たちの活躍が、彼にとっても自信につながるはずです。
フィル・ミケルソン、アーニー・エルス、ダレン・クラーク、それにデービス・ラブたちの活躍です。全英やマスターズなどは、年配の選手が比較的戦いやすい大会といえます。ウエストウッドはまだ全英オープン出場を決めていませんが、今週の大会で勝てば、彼の残りのキャリアにも弾みがつく可能性があります」
マーク・オメーラは41歳でマスターズと全英を優勝し、それがキャリアを通じて最初で最後のメジャータイトルとなったことを考えると、ウエストウッドにも可能性は十分にあると言えるだろう。
ゴルフセントラル 12月13日号より
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写真提供:Getty Images