J.ダフナーがPO制して3季ぶり勝利! 17番“アルカトラズ”ではスーパーショット披露
2016年1月30日(土)午前11:18
米男子ツアーの2016年米国本土初戦、キャリアビルダーチャレンジin partnership with ザ・クリントンファウンデーションが現地時間24日、カリフォルニア州PGAウエストのTPCスタジアムCで最終ラウンドの競技を終了。単独首位から出たジェイソン・ダフナー(米)がプレーオフを制し、3シーズンぶりの白星でツアー通算4勝目を飾った。
前日の「64」で初日からの首位をキープしたダフナーは、1オーバーで迎えた後半10番から3バーディをマーク。そこからは一進一退のまま、浮島グリーンの17番パー3では岩に挟まれた砂地から2打目を強いられるトラブルに。それでも、20メートル近い距離からカップの縁に触れるナイスアプローチを披露し、“アルカトラズ(監獄島)"とも称される難関ホールをパーで切り抜けてみせる。
最終18番パー4ではバーディを奪えば勝利という状況の中、約6メートルの決勝パットがわずかに右へそれてパーどまり。4バーディ、2ボギーの2アンダー70で、先にホールアウトしていたデビッド・リングマース(スウェーデン)と通算25アンダーで並び、勝負はプレーオフへともつれ込んだ。
18番での繰り返しとなったプレーオフでは、1ホール目を両者パーで分けると、2ホール目でリングマースが池につかまって勝負あり。落ち着いてパーに収めたダフナーが2013年の全米プロゴルフ選手権以来となる勝利を収めている。
リングマースはこの日、7バーディ、ノーボギーの「65」で4位から浮上もツアー通算2勝目には届かず、悔しい幕切れとなった。トップと4打差の3位タイはフィル・ミケルソン(米)、ケビン・ナ(米)、アンドリュー・ルーペ(米)の3人。今大会が今季初戦のミケルソンは「68」で前日の5位から順位を上げた。
そのほか、昨季覇者のビル・ハース(米)は通算19アンダーの9位タイ、今季1勝のスマイリー・カウフマン(米)は通算17アンダー14位タイとなった。初日首位タイと好発進を切っていたアニルバン・ラヒリ(インド)は通算14アンダー28位タイに終わっている。
「キャリアビルダーチャレンジin partnership with ザ・クリントンファウンデーション」全ラウンド生中継!大会最終日の模様は1月25日(月)午後6時?再放送!!スマホ・PC・タブレットでも視聴可能!
最終日再放送 1月25日(月) 午後6:00?9:00
写真提供:Getty Images